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希望日記

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  •  交通渋滞、これからは予防です。
    [朴元淳の希望日記118]

  • SMG 971

         ソウル市西部幹線道路の交通渋滞の様子

         ソウル市の交通渋滞のため、毎日苦労している方たちが多いと思います。道路を新しく開設するか公共交通機関の拡大が必要でしょう。しかし精巧な社会的システムを構成して運営する方が、もっといい改善策だと私は確信しています。例えば、時差出勤制度や柔軟・在宅勤務の拡大などです。ソウル市庁でも職員の「柔軟・在宅勤務者10%拡大」という目標を立てました。そしてもう一つ、ソウル市内で起きた追突事故や都心の集会に至るまで交通渋滞の原因となる要素をあらかじめ分析し、交通状態及び迂回路などの情報を提供するシステムを構築することも、渋滞予防政策に大変有効だと考えています。

        ソウル市では、今後このシステムを導入する予定です。リアルタイム交通情報及び累積統計をシミュレーションして、迂回路を事前に知らせることで交通渋滞を予防する「交通状態予・警報システム」を段階的に導入していく計画です。このシステムを活用すれば交通事故・豪雨による道路浸水・都心の集会などによる交通渋滞などをリアルタイムで把握して情報提供できるので、該当エリアの交通の流れを分散させることができます。統計による分析、シミュレーション分析、リアルタイム最適経路の探索など3段階に分けて事業の目標を設定しました。まず第1段階のシステムが構築されれば、雪や雨など季節による気象情報、集会など累積統計を土台としたリアルタイムの市内交通状態を迅速に伝達することができます。

        第2段階は、エリア別の車の量及び交差点を中心としたシミュレーションを分析し、突発的な状態が発生した後の影響を予測する段階です。第2段階が完成すれば渋滞時間、緩和時間などとともに、交通渋滞が避けられる迂回路などの情報も提供できます。第3段階は、第1・2段階で分析した結果を収集して、運転手一人ひとりに合う最適代替ルートサービスを提供するという最終段階です。現在の進行速度で予測するナビゲーションシステムを超越した未知の突発的な状態を予測し、リアルタイム渋滞管理などを通じて、各運転手に最も早く最適な代替ルートを提供するのです。現在のナビゲーションは、現在進行中の速度から最適な代替ルートを予測するので、急に道が混んだり、逆に流れがスムーズになるという突発的な状態には対応できません。しかしソウル市が提供するナビゲーションは、渋滞が発生した時点から解消するまでを予測し、リアルタイムで最適な代替ルートを案内します。

        ソウル市はすでにIBMと交通予測システムの構築・開発支援に対して論議しました。年内に統計的分析を通じて交通情報を早期に提供する第1段階の事業を構築し、次の段階も順次に構築していく計画です。これから交通地獄と言われる区間も少しずつ減っていくでしょう。