希望日記

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  • 「フィールド市長室」の二回目を終えて
    [朴元淳の希望日記116]

    SMG 634
  •      「フィールド市長室」で地域住民から意見を聞く朴元淳ソウル市長

         3月18日から20日までの2泊3日の間、江西(カンソ)・陽川(ヤンチョン)の両地域に「フィールド市長室」を設け、住民のみなさんにお目にかかり、地域の問題や苦情を伺い、必要な措置を講じました。体はくたくたに疲れましたが、限られた時間にもかかわらず、多くの問題への対処ができたのではないかと実感し、天にも昇るような気持ちです。現場に赴けば、何かと答えが待っているものですね。

         その場で二つの大きな政策を決めました。まず、江西・麻谷(マゴク)地区に韓国、いやアジア最高の植物園(Botanical Park)を造ることです。次に、江西と陽川地域を分断している国会大路(済物浦道路)を地下化し、その上部にエコパークを造ることです。麻谷地区に造る予定の植物園は、湖と湿地を中心に、種の多様性を確保するための植物園などを調和させ、ソウル市民の誇りとなるように、また、観光名所となるように造っていきます。また、済物浦道路の上の公園には自然緑地、広場、自転車道路などを整備し、地域住民にとって憩いの場となるよう、環境に優しい空間が造成されます。この二つの政策が実現すれば、この辺りの地域は驚くほど変化することでしょう。

         その他、洪水のたびに浸水被害を受けている新月洞(シノルトン)一帯に排水施設を整える工事を行うことにしました。一帯のニュータウン再開発団地に対して早急に実態調査を行い、地域住民の意見が反映された対策を講じます。また、牧洞(モクトン)野球スタジアムの照明・騒音による被害を解決するためのガバナンス組織を作ることにしました。

         そして、金浦(キンポ)空港発着の航空機の騒音に対する特別対策を立てることにしました。数十年もの間、ソウル市は、多大な被害を受けている近隣住民の苦情に耳を傾けることを怠ってきました。遅すぎた感はありますが、今後、ソウル市が全面的に臨地調査を行って騒音地図を作り、その調査結果に基づいて必要な対策を講じ、中央政府に意見するつもりです。難聴被害者は、ソウル市立病院において治療が受けられるようにしていきます。

         私はこれまで「市民に共感する行政」を標榜してきました。市民のみなさんの苦しみに耳を傾け、立場に共感し、ソウル市ができるあらゆる政策と努力をしていくという趣旨です。多くの苦情・陳情を一度に解決することはできませんが、長年解決できずにいた苦情について、一つ一つではありますが必要な措置を講じることができているので、心は晴れ晴れしています。次の「フィールド市長室」はどこへ向かいましょうか。今から楽しみです。