希望日記

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  • 案内表示板の革新
    [朴元淳の市政日記72]

    SMG 780
  •      私が市長になる前から改善してもらいたいと思っていたものの一つに、ソウル市の案内表示板があります。かなりの時間とさまざまな調整を経て、このたび、ソウル市は確実な改善方法を提示します。

        「ソウル市案内表示板総合改善計画」の3大骨子は、第一に原則4言語による整備、第二に外国語表記基準の標準化、第三にデザインの標準化です。これまで、案内表示板は、ほとんどが韓国語と英語だけの表記となっていました。表示板に対する関連規定もなく、管理も市・自治区・資金提供機関などばらばらで、それぞれが異なった表記法をとっていたため、混乱が生じてきました。ソウルに住む外国人や外国人観光客が不便を感じ、混乱していたというソウル市内の案内表示板が、原則として韓・英・中・日の4言語で整備され、場所によってまちまちだった表記方式やデザインが統一されます。毎年、1千万人の観光客が海外から訪れ、40万人の外国人が住んでいる、グローバル都市ソウル市が、市内の案内表示板に4言語で表記を行うことは当然の措置であると言えます。

        ソウル市は、ソウル全域の各種案内表示板の計50種144,134基に対し、2016年まで総合整備に取り組みます。案内表示板には、道路標識(里程標)、道路名住所、街路名板、歩行者用案内表示板、文化財案内表示板、観光案内表示板はもちろん、バス、電車など交通手段の案内表示板なども含まれます。

        ソウル市は、歩道、車道、交通機関などの計8,888基の案内表示板を今年中に整備します。また、5大観光特区(明洞、鐘路、東大門、蚕室、梨泰院)のほか、北村韓屋村や南山公園など、外国人の多く訪れる地域の表示板を優先的に交換します。さらに、観光案内表示板が必要な地域には新設します。

        また、電車・バス・タクシーなどの公共交通機関の利用に役立つよう、交通機関内の案内表示板にも多言語表記を行います。電車は、今年中に1〜8号線の電車内の統一路線図(9,561個)をはじめ、ホームドアなど15,329カ所の案内表示板に多言語表記を進めます。2016年までに計48,416カ所すべてを整備する計画です。バスは、今年中に2千台、2016年までに7,530台の多言語整備を完了させます。タクシーは、外国語による案内マニュアルを制作し、72,263台の車内に配置し、正確な観光情報が確認できるようにします。タクシー乗り場のポールサインにも多言語案内シールを貼り、位置などの情報が簡単に把握できるようにします。このほか、多言語の交通案内放送を充実させるなど、関連インフラも拡大していく計画です。

        ソウル市は、ウェブサイトを通じて「オンライン案内表示板苦情メニュー」(http://gis.seoul.go.kr/Citizen)を新設します。これは、韓国に住んでいる外国人留学生約40人(中国人20人、日本人20人)によって構成された「外国人モニタリング団」を新設し、オンライン・オフラインで意見を聞き、持続的な現場のモニタリングを通じて改善を計り、フィードバックシステムを作り上げるものです。

        些細なことではありますが、ソウルはこのようにして一歩一歩改善され、整えられ、発展していることを、皆さまにご報告します。