希望日記

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  • 強制撤去はあり得ない
    [朴元淳の市政日記24]

    SMG 1062
  •     一昨日の午後に帰国した私は、自分のツイッターからいくつか目を引く文章を発見しました。

        奉天(ポンチョン)12-1住宅再開発区域における23世帯の強制撤去が行われると衝突が予想される、龍山(ヨンサン)での惨事の悪夢を思い出すという内容でした。

        昨日読んだ朝刊のハンギョレ新聞には、関連内容の詳細な記事が載っていました。明け方でしたが、すぐさま秘書室長に電話をし、現場の状況を把握してくれと頼みました。もし、強制撤去が開始される予定だったら、他のスケジュールをすべてキャンセルし、現場に赴いて当事者の意見を聞いてみるという脅し(?)をしてまで、強制撤去中止への意思をはっきり伝えました。ソウル市の住宅問題を総括している住宅室長は現在現場に出向いており、すぐには撤去の措置は行われないだろうという報告を受けています。いったん、緊迫した状況は免れました。法律上ではもちろん強制撤去は可能な措置です。今まで条件さえ揃えられれば、強制撤去は数多く行われました。もちろん、時には住民が過度な要求をすることも、すでに移住した住民との不公平の問題が生じることもあります。すでに承認と許可が出ており、管理処分が行われている以上、ソウル市が強制撤去の他に取れる強制力にも限界があります。しかし強制撤去はあってはなりません。我々は龍山での惨事を経験しました。昨年、私は冬の間、強制撤去はしないと宣言しました。しかし、夏だから良いというわけではありません。最後まで話し合いをし、どれほど厳しい道のりであっても、合意のために最善を尽くすべきだというのがソウル市長としての私の信念です。行政の利便性のために、数十年住み慣れた場所から住民を強制的に撤去する過去の慣行は、変わらなければなりません。外国では、大規模な開発が行われるのに数十年掛かることも多いです。それは完全な合意を大切にするからです。私の力で最後まですべての住民を守ることができるかどうか、約束することはできません。しかし、私は自分の権限と力の限り、住民の利益、生活の安全、社会の信頼を守るために最善を尽くすということを、もう一度自分に言い聞かせています。