Go to Main Content
T T

福祉/健康/安全ニュース

  • 新型コロナウイルス感染症への対応及び 懸案に関する記者ブリーフィング

  • ソウル市総合ニュース SMG 563

    -市民とともに行う持続可能な
    「ソウル型生活の中の距離確保」 –


    (日時:2020年5月6日(水) 11:00 市庁ブリーフィングルーム)

    <新型コロナウイルス感染症を巡るソウル市の状況>
    「ソーシャル・ディスタンシング」が「生活の中の距離確保」へと切り替わったことを受け、オンラインブリーフィングをオフラインへと切り替えた初日です。これからもソウル市は緊張感を緩めることなく、日常的な防疫のために最善を尽くします。

    5月6日10時現在、全国の新型コロナウイルス感染者は1万806人であり、ソウル市は5月5日、ゼロを記録しています。累計感染者数は637人です。

    全国的に新規感染者数は安定して減少の傾向を保っています。
    4月18日以降、1日の新規感染者数が10人前後へと減り、4月29日、5月1日、5月3日、5月4日、そして昨日の5月5日にも、全国的に地域社会における感染例が1件も発生しませんでした。

    <憂慮>
    しかし、緊張を緩めてはなりません。多くの専門家は、新型コロナウイルス感染症の拡大の長期化や第2波を警告しており、国際社会における拡大の勢いもまだ収まっていないからです。

    現在の新型コロナウイルス感染症の発生状況では、終息のない防疫の日常化を、多くの専門家は予想しています。これはつまり、ソーシャル・ディスタンシングが暮らしの中に根付かなければならないということを示唆します。

    <生活の中の距離確保への切り替え>
    政府も「高強度ソーシャル・ディスタンシング」から「ソーシャル・ディスタンシング」へと緩和したことにつづき、5月6日からは「生活の中の距離確保」へ切り替えることを発表しました。

    ソウル市はすでに「防疫の日常化」に備えた万全の準備を整ってきました。新型コロナウイルス感染症の拡大の初期段階から専門家の諮問委員会を構成し、感染症への対応システムについてリアルタイムで専門家からアドバイスを受けてきました。また、文化、体育、福祉など各分野における「持続防疫協議会」を構成し、各界の専門家、関連団体・協会、利用者と話し続けています。

    ソウル市のオンラインプラットフォーム「民主主義ソウル」を通じて、常に一般市民の貴重なご意見に耳を傾け、専門家などの会議の結果を政策に反映しています。このようなコミュニケーションに基づき、ソウル市は防疫・医療対応システムを構築し、これを基盤にした個人・社会・弱者の防疫など3大分野において、市民とともに生活の中の距離確保に取り組んでまいります。

    #第一に、迅速かつ信頼できる防疫・医療対応システムの構築についてです。
    ソウル市は、防疫・医療システムの強化に取り組みます。有事の際には症状のある人を迅速に見つけて検査し、すべての市民がいつ、どのような状況でも治療を受け、完治できると安心していただけるようにすることが目標です。

    ① 選別診療所における常時対応システムを構築します。
    効率的かつ集中的な常時対応システムをもって、軽微な疑いの症状でも、誰でもすぐに相談と診察を受けることができるよう、「ソウル型事例定義」を積極的に活用し、患者を早期発見することで、市中感染を先制的に遮断していきます。

    ‣ ソウル型事例定義:新型コロナウイルス感染症に関する不安や疑いの症状により、「選別診療」をご希望の方は、誰でも直ちに相談・診察・検査が可能

    ② 疫学調査能力を強化することで、集団感染への対応に万全を期します。
    集団感染の非常時に投入した民間の疫学調査官を感染者の減少傾向に合わせてフレキシブルに運営し、訓練を強化することで、非常時、ソウル市緊急対応チームとしてすぐに派遣できるように整えておきます。

    ③ 多数の患者発生に備えた医療・治療システムも構築していきます。
    現在、1週間の感染者が300人発生した場合に対応可能な医療・治療システムを、最大1週間の感染者1,000人が4週間連続発生しても支えられる医療・治療システムへと段階ごとに拡大していきます。
    また、現在、感染者の減少傾向を考慮し、従来の陰圧病床数を段階的に減らして一般の患者の治療にも支障がないようにし、非常時には陰圧病床へと直ちに切り替えることができるように準備しておきます。

    #第二に、個人防疫分野についてです。
    今まで一千万の人口が密集するメガシティ・ソウルにおいて死亡者がほとんど発生せず、防疫に成功を収めたのは、市民の皆さんの自発的な参加が成し遂げた成果です。

    これからも、マスクの着用、手洗い、咳のエチケットなど、個人の心得を生活の中で徹底的に守っていただくよう、もう一度お願いします。特に、体に異常があると感じたらすぐに選別診療所を訪問して診察と検査を受けてください。

    #第三に、社会防疫分野についてです。
    新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、感染可能性と接触を最小限に抑えるために、公共施設、民間施設、都心での集会について、リスクを考慮した段階別防疫管理を進めてまいります。

    ① 公共施設の運営は再開するものの、市民が安全に施設を利用することができるよう、初期段階では原則として定員の50%だけに開放し、集中モニタリングを通じて不十分な点を見つけ、改善していきます。
    今後、感染症の展開の様子や各施設の利用者の状況、管理者と利用者の意見聴取などを総合的に検討し、順次開放していきます。まず、多くの市民が心待ちにしていた野球やサッカーなどのプロスポーツの開幕日程について申し上げます。野球は5月5日無観客試合で開幕し、サッカーは5月8日に開幕を準備しております。
    5月1日、2020プロ野球レギュラーシーズンの開催と市民の安全な観戦のためにパク・ウォンスン(朴元淳)ソウル市長とチョン・ウンチャン(鄭雲燦)KBO総裁は了解覚書(MOU)を締結しました。

    続いて、ソウル市が管理・運営する公共施設の開館時期と方法について簡単に申し上げます。文化施設の場合、5月6日から開放しますが、まず事前予約制で運営し、段階的に拡大していく方針です。

    わが町のキウムセンター、地域児童センターなどの学童保育施設は、開校に合わせて5月20日以降に始める予定です。保育園の場合、免疫力の弱い2歳未満の乳児も利用しており、保育の需要、防疫状況などを総合的に考慮し、開園時期を決定する予定です。

    福祉施設の場合、総合社会福祉館、介護療養施設、障害者の職業リハビリテーション施設、障害者デイケア施設は、5月11日から小規模の非接触性プログラムを中心に一部運営を開始し、今後、段階的に拡大運営していきます。
    ただし、感染に脆弱な高齢者が多く利用する高齢者総合福祉会館や高齢者センターは、感染症の推移などを考慮し、今後開館時期を定める予定です。

    ② 民間施設は5月6日、生活の中の距離確保を施行するとともに、原則として運営を再開することになります。発熱と呼吸器症状のある利用者は、施設の利用を自粛し、直ちに選別診療所を訪問していただき、マスクの着用や手指消毒剤の利用など、個人の心得を徹底して守っていただくことをお願いいたします。

    さらに、施設運営者には、すべての訪問者に対する発熱チェック、施設の換気、多くの人が利用する施設での表面消毒など、防疫心得に従ってください。

    特に、宗教施設、遊興施設、カラオケ・ネットカフェなどの密閉・密集された環境で、集団感染の危険性が高い施設は、利用時間・氏名・連絡先など利用者情報リストを記録し、備えることを勧告するなど、防疫心得の遵守を導いていきます。
    また、啓発による指導・点検を継続していき、心得の違反を続けた場合、以前のように集合禁止命令及び命令違反による告発など、厳しく管理していく計画です。

    ③ 不特定多数が参加する都心での集会やデモは、屋外ではありますが、密集・密着の条件が揃っている集団感染のリスクが高く、感染者が発生した際、感染経路を把握しにくいという点を勘案し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まるまでしばらく禁止していく予定です。

    #第四に、脆弱層防疫分野についてです。
    災害は、時代や地域を問わず、明確な特徴を持っています。災害は誰にでも同じように襲ってくるように見えますが、実はまず最も弱いところから、最も深刻な影響を与えます。

    ソウル市が新型コロナウイルス感染症の初期段階から障害者や高齢者向け施設の防疫を徹底し、病院や介護療養型医療施設に対して厳格な管理を行ってきた所以です。

    体の弱い高齢者・障害者が多く暮らす病院や介護療養型医療施設、障害者居住施設は、外部からの感染を徹底して遮断する特別管理を続けていきます。今後も、部外者立ち入り禁止、面会や外出の制限、訪問者リストの作成、入所者に対する毎日2回のモニタリングなどを継続して実施します。

    この他にも、地域社会で暮らす社会的弱者の高齢者向け訪問相談など、カスタマイズされたケアにより行き届いた公共サービスを提供できるよう、細かく管理していきます。

    <お願い>
    ソウル市は市民とともに「防疫と日常」が共存する道へと、注意深く最初の一歩を踏み出そうとしています。日常を保ちながらも、防疫も続けていくためには、市民の協力と参加以外、秘策があるわけではありません。
    今までのとおり、それぞれ生活の中で緊張感をもって、最善を尽くしてくださるよう、心よりお願い申し上げます。一人ひとりの市民の方々は、マスク着用、頻繁な手洗い、咳のエチケットなど、個人防疫の心得を徹底して守ってくださるようお願いいたします。

    <終わりに>
    本日、ソウル市が発表した「生活の中の距離確保」方法は、市民の意見により完成するものです。ソウル市オンラインプラットフォームの「民主主義ソウル」と、ソウル市SNSなどにより多くのご提案を寄せてください。
    これからも、「持続防疫推進団」、各分野の「持続防疫協議会」、各界各層の多様な市民のご意見に耳を傾け、専門家と協議を行い、より一層模範的な日常の中の防疫モデルを作ってまいります。

    今、私たちは誰も行ったことのない道を歩んでいます。参考にするほどの事例も、頼れるワクチンや治療薬もありません。しかし、私たちには、成熟した市民の力があります。
    危機を乗り越えるため、市民の皆さんの忍耐力と積極的な参加が必要です。
    生活の中の距離を確保するための防疫心得を、積極的に実践していただくようお願いいたします。
    ソウル市のワクチンはいつまでも、市民の皆様です。

    「ソウル型生活の中の距離確保」のための個人・施設防疫における基本心得

    個人防疫
    ①体に異常があったり病気の時は、すぐに選別診療所を訪問
    ②マスクを着用
    ③30秒間の頻繁な手洗いをし、咳のエチケット(袖口で口を覆う)を守る
    ④他人と2mの間隔(最低1m以上)を保つ

    施設防疫

    施設防疫
    区分 利用者 運営者
    入場 ①発熱・呼吸器症状があった場合、利用を自粛し、選別診療所を訪問
    ②マスクを着用(利用中を含む)
    ③手指消毒剤を使用
    ①発熱チェックを実施
    ②入口に手指消毒剤を設置
    ③マスク着用を確認
    ④利用者情報(利用時間、氏名、電話番号)を作成・管理
    利用 ④手指消毒剤を随時使う
    ⑤飛沫感染を広げる行為(大声での会話、叫ぶなど)や身体の接触(握手、ハグなど)を控える
    ⑥咳のエチケットを守る
    ⑤1日2回以上発熱をチェック
    ⑥利用者間2mの距離を確保
    (同時間帯、同じ場所を利用する人数を制限)
    ⑦施設内の随所に手指消毒剤を設置
    ⑧施設を換気させる(自然換気が可能な場合、常時開放)
    ⑨出入口のドアノブ、手すりなど、多くの人が頻繁に接触する設備・器具は、1日1回以上表面を消毒
    退場   ⑩多数が同時に密集・密着しないよう、退場を管理
    疑いの
    患者
    管轄保健所 / 1339 / 120にお問い合わせ

    主要公共施設の通常運営の方案

    主要公共施設の通常運営の方案
    区分 時期 方法
    文化・宗教施設 ○5月6日(水)
    ※ 事前予約、一部のスペースのみ開放など。実際の訪問可能な日程は、機関のホームページを参照
    文化施設
    – 事前予約制などを活用し、人数・時間を制限して運営
    – 運営の座席やサービスなどを段階的に拡大
    – 運営時における防疫心得を徹底して遵守
    宗教施設
    – 防疫心得を遵守して運営可
    – 防疫心得を遵守しているかどうかを継続して点検
    体育施設 ○5月6日(水) 室内の公共体育施設
    – 小規模プログラムから順次運営を再開
    ‣ 小規模講習(5人内外)→一般的な講習→自由利用(人数を制限)
    – プールは5月6日から給水(所要日数6日)など運営の準備開始後に再開
    体育施設専用での使用(行事・大会などへの貸出)
    – 5月6日から利用者募集を実施
    ‣ 貸出の審査後、実際の利用は7月以降と予想される
    ○5月5日(火):プロ野球
    ○5月8日(金):プロサッカー
    ※ ソウルでの開幕戦:5月17日(日)
    プロスポーツ(プロ野球・プロサッカー)
    – 無観客試合の後、段階的に観客を受け入れる
    – プロ連盟(KBO、韓国プロサッカー連盟)と観客の受け入れ時点・規模について協議
    福祉施設 ○第1段階:5月11日(月)

    ○第2~第3段階:
    感染症の危険警報及び政府のガイドラインなどを考慮し、後に決定

    (1段階) 非接触型で小規模プログラムを運営
    – 介護療養施設、障害者デイケア施設、障害者向け体育施設、発達障害者向け生涯教育センター・総合社会福祉館、障害者福祉館(高齢者福祉センター、高齢者センターを除く)
    (第2段階) 中規模の参加プログラムへ拡大、高齢者福祉センターを運営
    – 社会体育プログラム(スポーツジム、エアロビクス、プールなど)へ拡大して運営
    (第3段階) 制限された通常運営(高齢者センターを開館)
    – 大規模の集合プログラムの運営は禁止
    児童・女性向け施設 ○ 保育への需要や防疫状況などを考慮し、開園時期を政府と協議して決定 保育園
    – 開園決定時まで緊急ケアは維持するが、各クラスの定員の乳児50%、幼児30%以上が登園する場合は年齢別正規クラスを編成
    – 開園後も集団で行う特別活動は当分の間は制限し、遊び中心の個別プログラムを行う
    ○学校の始業時期に合わせて通常の運営 学童保育施設
    – 登校・始業前(5月6日~5月19日)の緊急ケアシステム(休園)を維持し、オンライン学習を支援
    – 小学校1~2年生の始業の時期に合わせて通常運営する(5月20日~)が、全ての生徒が登校するまで(6月1日)は、休み中の運営時間(9時~18時)を適用し、オンライン学習などで続けてケアを支援
    5月6日から段階的に通常運営
    – (第1段階) 5月6日~5月17日
    – (第2段階) 5月18日~
    – (第3段階) 危機警報「深刻」を解除した場合
    利用施設
    – (第1段階) 小規模(10人以下)でプログラムを運営、定員の70%以下に制限
    – (第2段階) 中規模(30人以下)でプログラムを運営、特定された参加者でイベントを行う
    – (第3段階) 通常運営
    生活施設
    – (第1段階) 施設内における面会可、制限して入所者の外出可(学習、治療など)
    – (第2段階) 施設外の面会可(外泊禁止)、時間と人数を制限してボランティア活動可
    – (第3段階) 通常運営
    ※ 免疫力の弱い女性ホームレス生活施設は、通常運営時まで、現在の状況を維持