Go to Main Content Go to Footer Content

[2019] 市長挨拶

A A
  • 新しい考え方が新しい経済をつくります。

  • SMG 146
    image_pdfimage_print

    Park Won-soon’s

    新しい考え方が新しい経済をつくります。

    – 経済を活気づけるパク・ウォンスン(朴元淳)の10の考え

    1.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    2011年、「市民こそが市長です」という約束を胸に刻み、
    はじめて市庁舎に出勤しました。その日がついこの間のように思われるのに、
    もう7年という歳月が過ぎています。
    これまでのことを考えると、色々なことが思い出されて、感慨深い心持ちです。

    この7年間、ソウルは「人中心、ケア中心、労働尊重中心、地域社会中心」へと
    革新され、それだけ人々にとって住み良い都市へと生まれ変わりました。

    開発や成長の論理により後回しされてきた「人間」が、再び市政の中心に据えられ、
    個人に強いられていた暮らしの厳しさをソウル市が共に背負い、
    市民と共に分かち合う構造へと変えてきました。

    2018年の5月、ソウル市は「都市のノーベル賞」と呼ばれるシンガポールのリー・クアンユー世界都市賞を受賞しました。これはソウルが世界最高の都市になったことを示す象徴的な出来事でした。

    これらのすべての変化を成し遂げた主役は、1千万市民の皆様です。
    ここに集まってくださったソウル市の家族も大いに力になりました。
    心より御礼申し上げます。

    2.

    経済が苦境に立たされています。
    人々の暮らしが苦境に立たされています。
    日々の暮らしに困難を感じる庶民がいます。
    所得格差は広がる一方で、不均衡と不平等は日常的なことになってしまいました。

    これからの展望も決して明るくありません。
    深刻な所得格差、低成長の固着化に加え、
    少子化・高齢化などの未来への試練も我々にのしかかっています。

    韓国経済の30%を占める自営業は現在、崖っぷちに立たされています。
    若者は、人生の中で最も輝く時代を、就職のために図書館の中で費やしています。
    少子化と女性のキャリア断絶は、韓国の経済と未来を脅かしています。

    新しく希望を抱くためには、我々のこの厳しい現実を直視し、話し合うことから始めなければなりません。
    厳しい現実を認める勇気、そして間違いを反省することこそ、大韓民国の経済を正しく活かすことのできるスタート地点です。

    振り返ってみると、産業化と民主化を成し遂げて以来、我々は経済において来たる未来をどのような形で迎えるべきか、ビジョンを持つことができずにいます。
    依然として大企業中心のパラダイムから抜け出せず、成長の恩恵は一部の人にしか与えられていません。
    今まで我々は、成長の新しいモーメンタムを生み出せず、
    追いつけ追い越せの経済から革新の経済へと切り替えることができていません。

    ムン・ジェイン(文在寅)政権はこのような我が国の経済における構造的問題を解決すべく、
    「所得主導成長、革新成長、公正経済」など、人中心の経済へパラダイムシフトを試みています。

    産業政策の転換、製造業のルネサンスをリードするため、経済関係長官拡大会議を始めています。
    今まで、イ・ミョンバク(李明博)、パク・クネ(朴槿恵)政権下で壊れてしまった経済システムが、次第に正常化し、活力を取り戻していくであろうと、我々は期待しています。
    政府のこのような努力に対してソウル市も積極的に協力し、相乗効果を生み出すことができるよう最善を尽くしてまいります。

    3.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    大韓民国の厳しい経済を救うため、ソウルが率先して始めます。
    もちろん、経済政策の手段は制限されており、数々の規制や権限の限界により
    地方自治体が経済の成長や活性化に取り組むには限界があります。
    しかし、いばらの道だからと、始める前から諦めてはなりません。
    効果が少ないからと、挑戦することを逡巡していてはなりません。

    ソウル市が自ら行うことができるすべての権限と力を振り絞り、
    経済の成長、都心産業の活性化、革新的な創業に集中します。
    中央政府が始めた経済中心の政策に積極的に協力するとともに、中央政府に規制緩和や財政出動を要求します。
    経済を活かすことに、中央政府と地方自治体の区別はありません。

    4.

    ソウルにおいて企業が成長し、創業が活発になり、これを通じて経済が活気づくためには、本格的な革新的成長の拠点を構築することがまず始めに必要です。

    巨大な革新的経済生態系をつくることで、ソウルと大韓民国を成長させるモーメンタムをつくることが、韓国経済を変えるパク・ウォンスンの第一の考えです。

    私は2018年の新年の挨拶で、革新成長の6大拠点別計画を発表しました。
    マゴク(麻谷)の融合・複合R&Dクラスター、サンアム(上岩)メディアシティプロジェクト、ホンヌン(洪陵)バイオ・メディカルクラスター、チャンドン(倉洞)の音楽産業、ケポ(開浦)のデジタルクラスター、ヤンジェ(良才)の人工知能を中心とするR&CDクラスター、シンガポールのマリーナ・ベイを凌ぐヨンドン(永東)国際交流複合地区です。
    これからはよりスピーディに進め、サンアムとマゴクプロジェクトを完成させるとともに、ホンヌン、チャンドン、ケポ、ヤンジェ、ヨンドン地区クラスターの開発にも本格的に取り組んでまいります。

    長年ソウルの自負でありましたが、衰退と老朽化の一途をたどってきた都心産業を、21世紀の新しいビジョンとコンテンツをもって革新していくということが、私の第二の考えです。

    都心における製造業は時代遅れの産業の現場ではなく、革新を開花させることができる潜在力を秘めた大切な革新の現場です。

    世の中の活気を集めるタシ・セウン(世運)プロジェクト、トンデムン(東大門)のファッション商店街、チョンノ(鍾路)2・3街の貴金属通り、トンデムン(東大門)の韓方通り、チュン(中)区の印刷通り、ヨンサン(龍山)の電子商店街、チャンアンピョン(長安坪)中古車タウンなどがこのような革新の現場です。
    さらには、スマートアンカーを通じて都心に散らばっている零細製造企業や小工人などを1か所に集め、産業の相乗効果を高めます。
    時を重ねたことが、時代遅れではなく年輪の証拠となり、
    蓄積された時間の上に、若者のアイデアが加わる地域へと生まれ変わらせます。
    衰退していく都心の製造業の冬が、命の花を咲かせる革新の春へと変化していくはずです。

    5.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    ソウルの経済地図を変える私の第三の考えは、革新的な創業です。

    この20年間、大韓民国の10大企業は変わっていません。
    同時期、アメリカはAGFA(Apple、Google、Facebook、Amazon)など、10大企業の大半が新しい顔ぶれになりました。
    シリコンバレーのスタートアップは、すでに将来のアメリカを養う中枢になっています。

    中国も、北京の中関村創業大街を中心に、中国最大のインターネットポータル「百度」や世界最大のオンラインゲーム企業「テンセント(Tencent)」などの企業を世に送り出しています。
    ロンドンは「テックシティ」を標榜し、政府傘下機関であるテックシティ投資庁を通じて全面的な支援を行っています。

    このように、世界の主要国はすでに新しい雇用のほとんどを
    革新的な創業により生み出しています。
    我々も経済の次なる一手を、革新的な創業から探っていきます。
    韓国経済の明るい未来のために雇用を生み出す技術を支援し、世の中を変えるアイデアに投資していきます。
    ソウルを、創業のエネルギーが川のように流れ、野の花のように咲き乱れる都市に変えていきます。

    ①何よりまず、創業インフラを拡大・強化していきます。
    現在、40か所にとどまっているソウル市運営の創業スペースを、100か所へと拡大していきます。
    ソウル市がつくったソウル創業ハブ、ソウルイノベーションパークなどは、既に世界的に知られる創業スペースとなっています。しかし、これに安住せず、各地に創業を希望する人々が定着できるスペースをつくっていきます。さらに、D-CAMPやGoogleのソウルグローバル創業キャンプ、WEWORKなどの民間の創業スペースを積極的に誘致し、アメリカのシリコンバレー、中国の中関村、イスラエルの創業機関と積極的に協力していきます。

    さらに、創業する企業への力強い援助を強化していきます。1兆2千億ウォン規模のソウル未来成長ファンドをつくり、第4次産業革命の中核となる技術に基づくソウル型の革新成長企業の約2千か所に投資を行います。海外ファンドも私が直接誘致に取り組みます。

    ②ソウルを第4次産業の活性化のための「公共テストベッド」とし、革新的な経済生態系をつくっていきます。

    ソウル市が革新的技術のテストベッドとなって新技術を検証できるように支援し、ソウル市が育成するスタートアップがグローバルスター企業に成長できるよう、技術開発・商品化・広報・グローバル市場への進出まで、全過程においてカスタマイズされた支援を行います。

    世界57の都市にソウルの経験を輸出している「都市経験海外輸出団(SUSA)」のノウハウを用いて韓国の中小企業やスタートアップが海外進出できるよう、積極的に支援します。

    ③ソウルが大韓民国にとどまらず、アジア最高の創業都市になるという夢を実現します。

    シリコンバレーは、世界から集まった人材たちがつくった、巨大かつ革新的な経済生態系です。ベルリンは今、数多くのヨーロッパの若者たちが国境を越えて創業のために押し寄せてきています。
    ソウルを、アジアにおいて創業を夢見る若者起業家たちにとっての夢と憧れの都市になれるようにします。

    先日、法務部長官とソウルで創業を夢見る外国人へのビザ免除に関する協約を締結しました。
    成功する可能性の高い外国人の創業者のために住居と創業スペースを提供する「ワンストップシステム」もつくります。

    6.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    経済を活かすパク・ウォンスンの第四の考えは、「人に対する投資」です。
    経済においても、革新においても、最も重要な要素は「人」です。
    ソウル市の野心に満ちた計画を最大限に実現できる戦略は、「人への投資」です。

    今現在、我々に必要な人材は、革新の現場で問題を解決し、
    革新をリードする「融合型人材」です。
    このような人材を養成するフランスの「Ecole 42」のような革新学校をつくります。
    これにより、今後4年間5千人以上のグローバルリーダーとなる人材を育成します。

    ひいては、優れた人材が企業や創業にて、より活躍できるよう、ソウル市と大学との間で常設協力機構を構成し、学歴や資格によって評価される人材ではなく、企業が現場で必要とする人材を養成するよう、最善を尽くしてまいります。

    起業家精神の別名は、挑戦精神です。
    ソウルに住むすべてのソウル市民が、ソウルにあこがれる世界の人材が、いつでも挑戦できる社会的基盤をつくります。

    7.

    経済を活かす第五の考えは、企業の仕事を手伝うことです。
    企業は経済活動の中心軸です。
    雇用を生み出し、国の豊かさを生み出し、経済を回すエンジンのようなものです。

    国や地方自治体がすべき最大の課題の一つは、企業が良い雇用を多く生み出し、多くの収益を生み、公正に税金を納付し、未来の経済を担うことができるよう支援し激励することです。

    ソウル市は経済を活かし、若者を雇い、未来に投資する企業家であれば誰でも積極的に支援します。
    大企業や中堅企業がより高い国際競争力を備えることができるよう、
    とくに1300に上るソウルの中堅企業が大企業へと発展できるよう積極的に支援します。

    しかし、我々が最も力を入れるべきことは、中小企業の困難を把握し、それぞれに合わせた支援策を講究することです。
    韓国経済は、従来の大企業中心の原価主導型・投資主導型成長を越えて、中小企業中心の革新主導型成長戦略へと進まなければなりません。
    政府とともに、中小企業のためのR&Dを大幅に増やすなどの努力を続けていきます。

    さらには外国企業も積極的に誘致します。2016年、ソウル市は95億ドルという史上最高の外資を誘致しました。任期中にこの記録を更新すべく、必ずや外国の企業や外国人が住みやすい魅力あふれる都市にするために、最善を尽くしてまいります。

    そして、より多くの企業が誕生し、さらに成長し、より大きく成功するソウル市をつくっていきます。

    8.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    韓国経済を活かす第六の考えは、公正経済の実現、経済の民主化の強化です。

    ソウル市はすでに「みんなのための経済」、つまり「WECONOMICS」を提唱し、実現してまいりました。
    大企業の発展、中小企業の成長、労働尊重社会、経済民主化と公正経済、これらは酷寒の冬を乗り越え、進んでいくための四輪駆動の四輪です。
    そのビジョンや方向性については、少しもぶれることなく、進めていきます。

    新しい時代、新しい経済へと進む中で最大の障害は、99:1の社会と言われる深刻な格差です。新しい経済のパラダイムはこのような格差をなくし、バランスの取れた経済、公正経済から始まるべきです。

    革新成長のためにも、公正経済は必須条件です。
    中小企業や中堅企業が大企業と対等に競争できるよう、
    革新成長の成果が社会全体に公平に分けられるよう、
    経済民主化もさらに強く進めていきます。

    9.

    暮らしにおいて崖っぷちに立たされた自営業者を救うことは、最も緊急に解決すべき課題です。

    自営業者の救済、これが私の第七の考えです。
    韓国経済の約30%を占める自営業は、韓国経済の中枢です。
    町や路地裏の経済がしっかりしないと、大韓民国の経済が活性化しません。
    自営業者の収益を高め、セーフティネットを強化します。
    一生懸命つくりあげた店が、非常に高くなった賃貸のせいで、
    閉店になるようなことがあってはなりません。
    有給病気休暇制を導入し、雇用保険料を支援することで、自営業者の負担を軽減いたします。
    自営業者が成長し、革新することができる基盤をつくり、自営業者の力を高める政府の8大中核政策課題を支えます。
    商街建物賃貸借保護範囲を拡大するための換算保証金の段階的廃止、ソウル市が先頭に立って始めた「ゼロペイ」も、政府と一緒に必ず成功させます。

    10.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    新しい時代には新しい経済が必要です。
    大韓民国の経済は、すでに追いつけ追い越せの経済では未来のないレベルに達しています。
    人のまねをするのではなく、新しい経済モデルをつくりだし、革新していかなければなりません。

    そうです。
    革新的な経済のためのパク・ウォンスンの第八の考えは、新しい時代に合う新しい経済モデルを生み出すことです。

    スイスのフライターグという会社は、廃材を利用し、世界に1つしかないものを生産しています。高価であるにもかかわらず、飛ぶように売れています。
    すでにアップサイクル産業、手作り靴などのハンドメイド経済は、オルタナティブ経済の1つになっています。
    フランス経済の20%を占める社会的経済も、世界の随所で経済の主流になりつつあります。

    そして、所有の時代から共有の時代へと変わりつつあります。
    何より、世界中から人が集まり、クリエイティブな活動を行うプラットフォーム企業が世界を支配しています。

    破片化し、分散され複雑化した現代社会が持つ、
    違う分野の間に立ちはだかる高い壁を崩す融合・複合、そして連結の革新が必要です。
    地域間の協力、IT・BT・NTの融合、技術と人文科学を結びつけることで、新しい経済モデルを絶えず生み出さなければなりません。

    このような変化と創造がソウルで行われるようにします。
    国際レベルのハッカソンや創業コンテスト大会をソウルで開催します。
    新しい流れや革新の新風を起こすことこそ、
    ソウルと大韓民国が追いつけ追い越せの経済ではなく、
    世界をリードする革新型の経済を生み出す方法です。

    11.

    革新的な経済へと進む第九の考えは反省と省察、そしてソウル市の内部から始める革新です。

    今まで大韓民国は夥しい資金や財政を中小企業、伝統市場、創業に注ぎ込んできました。どの国より多くの支援政策を進めてきたにも関わらず、なぜ我々は満足のいく成果を上げることができなかったのか、なぜ多数のグローバルユニコーン企業が生まれなかったのか、それに対する省察が必要です。
    大韓民国のR&Dの規模は、GDP比4.5%で、世界1位を誇ります。
    しかし、公共R&D機関の技術移転や産学協力は世界26位にとどまっています。

    官僚的な考え方や過剰な規制、現場とのコミュニケーションの軽視、新しい現象や来たる未来に対する理解のなさについて、我々は反省すべきです。
    需要者中心でなく、供給者中心の経済政策ではなかったのか、反省しなければなりません。
    経済を活かすためにはまずソウル市が、我々が先に革新していかなければなりません。

    何より、政府が約束通り、2人の副市長のポストをさらに作るならば、そのうち1人は必ず企業家出身の経済専門家を任命します。
    経済専門の副市長には、ソウルの経済政策や企業支援政策を総括する役割を任せます。

    ソウル市はこれより企業を支援する経済政策の柱を立て、その政策の成果・目標を厳密に評価し、誤謬やミスを直していきます。
    その過程で、企業と絶えずコミュニケーションを図り、フィードバックします。
    効率的、かつ生産的な政策がまともに執行されるソウル市をつくっていきます。
    予算が最も効率的に執行され、1を投資して100の経済効果が生まれるように努めます。

    ソウル市民の皆様、
    これからソウル市は、単なるソウル市ではありません。
    経済特別市と呼んでください。

    12.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    以前、中国の鄧小平は「黒い猫でも白い猫でもネズミを捕るのがよい猫だ」と言ったそうです。いわゆる「黒猫白猫論」に基づき、中国の改革開放を導き出し、今日、世界第2位の経済大国へとのし上がることができました。

    今、我々にとって危機に瀕した経済と人々の暮らしを救うために必要なこともやはり、
    実用主義と現場主義だと思います。

    私はこれまで実用を重んじる哲学、革新家としての戦略、企業家のような挑戦精神を常に胸に抱き、行動してきました。
    人々が私のことを左派だと批判したとき、ソウル市長の私は、左派でも右派でもない、市民派だと答えました。
    昔、私は企業家精神をもって「アルムダウンカゲ(美しいお店)」を300億ウォン台の売り上げを持つアジア最高レベルの社会的企業に育てたことがあります。
    昔、私は「21世紀実学運動」という旗印の下、「希望製作所」を韓国最高レベルのシンクタンクに育てた経験を持っています。
    大事なことは、現場に基づいた実用的なビジョンと戦略、そして行動です。

    このような心構えで、本日の仕事始め式が終わり次第、ヤンジェ(良才)R&D革新ハブへ入居する企業を訪れます。企業からの声に直接耳を傾けます。
    企業側から来てくれるのを待つのではなく、私が企業を訪ねていきます。

    7年前、市長になりたての初心をそのまま、現場へ、ソウル市民の暮らしの場所へ駆けていきます。
    ソウル市民の切羽詰まったニーズのある場所であれば、誰が何を言おうと、どこへでも出かけていきます。
    切羽詰まった人々の暮らしの現場において、新しい革新と挑戦が実現するその場所において、「革新市長室」を稼働していきます。

    そうです。「現場」が、ソウルの経済を活かす私の第十の考えです。

    13.

    敬愛なるソウル市民の皆様、親愛なるソウル市の家族の皆様、

    皆が韓国経済の厳しさを語っています。
    これからの我が国の経済成長や発展に対し、悲観的な見解が圧倒的多数を占めています。

    しかし、私は楽観主義の立場にいます。
    韓国経済の厳しさを否定するわけではありません。

    逆に、韓国経済が厳しくなかったときが一度たりともあったのでしょうか。
    しかし、危機が訪れる度に我々は団結し、挑戦を恐れず、勇敢に立ち向かって克服してきました。
    むしろそのような危機を迎える度に、我々は、
    韓国経済を一段階レベルアップさせてきました。

    それが決して容易ではないことを、よく知っています。
    しかし、歴史は楽観主義に基づき、果敢に挑戦を続ける者に味方することを、我々は知っています。

    そうです。
    楽観主義こそ、韓国経済を希望に変える最高の戦略です。
    市民を楽観主義へ導き、挑戦と勇気をもって武装させることこそ経済を活かす最高の近道だと信じています。
    お互い協力し、この課題の解決に挑戦していきましょう。
    残った任期の間、私は人々の暮らしの問題を解決するため最善を尽くし、
    より深い変化、より広い変化、より持続可能な変化を起こしていきます。

    より良い未来に向けての、変化の分かれ道に立った時、数々の疑問の前で
    いつも導き出した答えは「市民」でした。
    私、パク・ウォンスンには1千万人のソウル市民がついています。
    ソウル市民の暮らしを変える「10年革命」を完成させるために、
    皆様とともに歩んでいきます。

    ありがとうございます。