総延長2,788kmのソウル市の歩道。この長さはキョンブ(京釜)高速道路を3回往復できる距離であり、ヨイド(汝矣島)の面積の約1.2倍に当たります。ソウル市民は、この歩道で一日平均70.3分を過ごしています。ソウル市は、このようにソウル市民が一日の始まりと終わりを過ごす歩道の上で、幸せを感じる権利があると考え、ソウルを幸せな歩行者の都市にするための「ソウル市の歩道ブロック10ヶ条 」を発表しました。
「歩道ブロック10ヶ条 」が定着するまでは、市民参加の「街のモニタリング団」の活躍が大きな役割を果たしてきました。また、「ソウルスマートフォン苦情通報アプリ」を通じて不便を感じることについて簡単に通報できるようにするなど、安全で快適な歩道環境の造成に努めてきました。このような自信に基づいてソウル市は、破損した歩道のブロックが原因で発生した事故について、全額損害賠償することにし、昨年の6月、歩道ブロック損害賠償センターをオープンしました。