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大気環境情報


◆ PM10とは?

PM10(粒子状物質)は、大気中の固体状態の粒子と液滴状態の粒子の混合物で、粒子径が10㎛以下のものである。粒子状物質は、主に産業、輸送、住居活動による燃焼やその他の工程で直に排出される一次粒子と、硫酸塩や窒酸塩のように大気中の反応によって生成される二次粒子に区分される。人為的発生源には産業や発電、自動車などがあり、自然的発生源には霧や火災、黄砂、火山爆発などがある。

粒子状物質は、喘息といった呼吸器系疾患と心血管疾患を引き起こし、それに伴う発病、入院率の増加をもたらすほか、死亡率を高め、低体重や早産といった生殖異常とも関連性があると報告されている。また、視程を悪化させ、植物の葉の表面に沈積して新陳代謝を妨害し、建築物に堆積して腐食を起こす。

◆ 予報等級及び市民行動綱領

予報等級 良い 普通 悪い 非常に悪い
(PM10の濃度:㎍/㎥/日) 0~30 31~80 81~150 151以上
市民行動綱領 (敏感群) 野外活動の際、特に行動を制約する必要はないが、体の状態に留意して行動する。 長時間または無理な野外活動を自粛する。特に、喘息を患っている人が野外にいる場合は、より頻繁に人工呼吸器を使う必要がある。 できるだけ外出を控える;野外活動をする場合は医師と相談
市民行動綱領 (一般の人) 長時間または無理な野外活動を自粛する。特に、目や喉の痛み、咳の症状がある人は野外活動を自粛する。 長時間または無理な野外活動を自粛する。喉の痛みや咳などの症状がある人は野外活動を自粛する。

(※敏感群:子ども、高齢者、喘息などの肺疾患及び心臓疾患のある大人)

◆ 警報等級及び市民行動綱領

等級 基準 市民行動綱領
注意報 24時間の移動平均濃度が120㎍/㎥以上、または1時間の平均濃度が200㎍/㎥以上の状態が2時間続いた場合 ▪ 敏感群(子ども、高齢者、肺疾患・心臓疾患者)に外出自粛を勧告
▪ 一般の人は長時間または無理な野外活動を短縮(特に、目の痛みや咳、喉の痛みといった症状がある人は野外活動を自粛)
▪ やむを得ず外出する場合は黄砂(保護)マスクを着用(肺機能疾患者は医師と十分に相談した上で使用)
▪ 交通量の多い地域への立ち入りを自粛
▪ 幼稚園と小学校は野外授業を自粛
▪ 公共機関が運営する野外体育施設の運営を制限
▪ 公園や体育施設、古宮、ターミナル、鉄道・地下鉄などの利用者に対し激しい野外活動の自粛を勧告
警報 24時間の移動平均濃度が250㎍/㎥以上、または1時間の平均濃度が400㎍/㎥以上の状態が2時間続いた場合 ▪ 敏感群(子ども、高齢者、肺疾患・心臓疾患者)は野外活動禁止(やむを得ず野外活動をする場合は医師と相談)
▪ 一般の人は長時間または無理な野外活動を自粛(咳や喉の痛みといった症状がある人は外出を自粛)
▪ やむを得ず外出する場合は黄砂(保護)マスクを着用
▪ 交通量の多い地域への立ち入りを禁止
▪ 幼稚園と小学校は野外授業禁止。短縮授業または休校
▪ 中学校・高校は野外授業を自粛
▪ 公共機関が運営する野外体育施設は運営を中心
▪ 公園や体育施設、古宮、ターミナル、鉄道・地下鉄などの利用者に対し激しい野外活動の自粛を勧告