50+支援総合計画

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資料基準日:2017年1月2日

中高年層の未来のための50+ルネッサンス

韓国人の平均年齢は、持続的に増加し84.4歳(2011年基準)に達した。しかし、ソウルに居住している50 ~ 64歳の中高年層の市民を対象として1次退職年齢を調査した結果、男性は平均53歳、女性は平均48歳という結果が表れ、退職後の全般的な生活の満足度は56.4%程度という結果が出た。このように増える寿命に対して中高年層の引退時期はどんどん早まっており、これに対する対策が至急に要求されている。これにソウル市は、人生の後半期を準備できるよう中高年層のための講座や職場、文化、レジャー活動まで総合的に支援する50+ルネッサンス政策を進行する予定だ。

韓国人の年代別平均寿命 (2013, KOSIS)

我々より先に高齢化社会に侵入したヨーロッパとアメリカでもこのような中高年層の悩みを解決するために様々な支援政策を推進している。イギリスでは900校余りの「U3A (University of the Third Age)」というシニア大学を設立し、哲学、心理学、芸術から体育、ゲームまで様々な講義を提供している。また、ドイツ、アメリカ、日本等でもこれと似たような政策を推進し、中高年層の引退後の生活を支援している。

中高年層のための海外政策事例

U3A (University of the Third Age), England
Initiative 50Plus, Germany
Encore.org, USA

■ 50+世代の現状

ソウル市は、ソウルに居住している中高年層の市民の生活に対する欲求を調査するため、1000人(50 ~ 64歳男女)を対象としてソウル市50+世代の人生二毛作の実態と欲求調査を行った。欲求調査は、生活の質の実態診断、仕事/職業の実態と欲求等、計9つの部分に対して専門調査員を通じた1:1の面接方式で行った。

ソウル市の人生二毛作の実態及び欲求調査結果

ソウル市の人生二毛作の実態及び欲求調査結果

男性の82.8%、女性の34.3%が現在経済活動中であり、全体の調査対象者の中、男性の53.1%、女性の31.6%が今後も続けて働く意向があると答えた。

• 男性 82.8%:主な仕事 36.9%、第2の仕事 45.9%
• 女性 34.3%:主な仕事 22.5%、第2の仕事 11.8%

文化活動関連

文化活動と関連して50+世代のための空間を「利用したい」と言う答えが55.6%として表れた。中高年層の2人中1人は、仕事/職業、レジャーと関連したプログラムを専門的に提供できる50+世代専用空間の準備に対する欲求を持っているものとして把握できた。.

■ 推進目標

ソウル市は、50 ~ 64歳の世代が人生の第2幕をきちんと準備できるよう50+ルネッサンス政策を樹立し、体系的で総合的に支援する計画だ。このため、関連政策と支援計画を総括する「50+財団」を設立し、圏域別に「50+キャンパス」と自治区別「50+センター」を段階的に構築する予定だ。また、中高年層の引退後の暮らしに関する悩みを解決するため、3つの部分(学びと探索、仕事と参与、文化とインフラ)に関する計画を樹立して推進する予定だ。.

学びと探索
• 人生再設計教育
• 体系的総合相談

仕事と参与
• 社会貢献する仕事
• 創業、創職及び技術教育

文化とインフラ
• 新しい文化の創造
• 細かい支援体系の構築

■ 期待効果

50+世代支援政策を通じて、50+世代には老後を準備できる機会を提供していき、社会には新たな活気を与える事として予想される。

未来ソウルのキーワード50+
• 第2の人生設計を通じた老後の不安を解消
• 雇用、創業、創職支援を通じた所得の空白を緩和
• レジャー、文化及び社会的関係の増進を通じた50+世代の生活の質を向上
• 世帯間の統合的な職場及び公共の職場を拡充
• 経験と力量を活用した社会貢献モデルを提示
• 地域社会及び町と連携した社会参与活動