ソウル市は、環境にやさしい交通手段である自転車の利用を活性化するため、ソウル市の共用自転車の運営と自転車の便宜施設や道路の拡充のような政策を持続的に推進する。そして安全な自転車の利用文化を作るため、自転車の安全と関連した様々なコンテンツを構成して市民に提供する予定だ。また、ソウル市は2015年に開催して成功に終わったソウル自転車フェスティバルを毎年開催して自転車に対する市民の認識を改善し、ソウル自転車フェスティバルをソウルを代表する自転車フェスティバルとして作っていく予定だ。
ソウル市は現在10万人のソウル市民が利用しているソウル自転車「タルンイ」を拡大運営し、ソウル市の交通渋滞や大気汚染、原油高問題を解決して健康な社会や市民の生活の質を高める計画だ。ソウル自転車「タルンイ」は、2015年10月にヨイド(汝矣島)、シンチョン(新村)、サンアム(上岩)、4大門内、ソンス(聖水)など5大圏域を拠点に始まったソウル市だけの自転車無人貸出システムで、今年の9月までに11自治区に450か所の貸与所(自転車5,600台)を追加で運営する予定だ。,600輛自行車)。
ソウル市は、公共自転車を利用する市民たちの安全を保障して実質的な保険の特典を受けられるように、従来の対人、対物保険に治療費の保障を追加した。したがって、公共自転車を利用して事故が発生しても、事故の処理はもちろん、治療費まで実質的な特典が提供される。
ソウル市はソウル自転車ホームページやスマートフォン向けアプリケーションを運営してソウルの自転車に対する情報はもちろん、自転車使用時の安全ルールと安全教育などと共に安全な自転車の利用文化を造成するための情報も持続的に提供する。
ソウル自転車タルンイについての詳しい内容は関連ホームページ https://www.bikeseoul.comで確認することができます。
自転車を利用する市民たちが増加してソウルの自転車貸与所が追加されたことにより、自転車関連インフラも拡大造成される。それに従い、今年に貸与所が新しく追加される地域に40.2 kmの自転車道路を確保する。そして従来の5大拠点地域にも貸出所、新規追加地域と連結している都心部連結幹線の自転車道路を追加で設置する。自転車利用者の安全のために都心内の9つの交差点に横断道を41か所設置し、自転車関連の安全施設も1,092か所に拡大して設置する。
2015年に開始したソウル自転車フェスティバルを毎年開催し、グリーン交通手段の自転車に対する市民の認識改善やアジアの代表的な自転車フェスティバルとして位置づける。2016年のソウル自転車フェスティバルでは、市民たちが一緒にできる様々なイベントはもちろん、「2016アジア都市自転車フォーラム」が同時開催されてアジア各都市の成功事例および発展案を共有し、アジア都市間の自転車政策交流と協力を通じて先進自転車政策と競争できる案を模索する場となった。
区分 | 主要内容 | イベント |
フェスティバル イベント |
市民たちが参加して楽しめるパレードや映画祭などを開催 | • 様々な自転車パレード • 自転車オルペミ(フクロウ)映画祭 • 自転車ブック&ミュージックコンサート |
教育イベント | 自転車と関連した安全教育、整備および 修理方法教育などを提供 |
• 自転車安全教育 • 自転車整備教室 |
体験イベント | 市民たちが直接参加して行うイベント開催 | • 自転車フリーマーケット • リマインドウェディング • タルンイの一日写真展 • シェフのバイクフードレシピ • 自転車で染まった道 |
政策イベント | アジア都市自転車フォーラムおよび 対談の開催 |
• アジア都市自転車フォーラム(ACBF 2016) |