ソウル駅7017プロジェクト

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資料基準日:2017年1月2日

「ソウル駅7017プロジェクト」発表

「ソウル駅7017プロジェクト」は大きく▲ソウル駅高架の再生による歩行環境の画期的な向上▲ナムデムン(南大門)市場の活性化と都市再生の促進▲コミュニケーション・交通・安全面における問題点の補完と解決の3つに分かれます。「7017」には、①1970年に建設されて2017年に生まれ変わる歴史的な高架、②1970年の車道から17の歩道へと再生、③1970年に作られた高さ17メートルの高架という意味が込められています、④ソウル駅高架だけでなくソウル駅一帯を高付加価値創出の拠点にする都市再生先導事業です。

再生計画の主な構想は、ソウル駅高架と1日39万人と75のバス路線が交差するソウルの関門であり国際的関門であるソウル駅を中心に、開発が遅れている西部駅周辺と4大門の内側にある都心を連携し、調和させることです。

2015年1月29日~4月24日に実施したソウル駅の高架の再生に向けた国際懸賞設計公募の結果、オランダ人ランドスケープ・アーキテクトのヴィニー・マース(Winy Maas)氏の「ソウル樹木園(The Seoul Arboretum)」が最終的に選ばれました。「ソウル樹木園」は、ソウル駅の高架という空中庭園に一本の木が立って

いるというコンセプトです。テゲロ(退渓路)~チュンリム(中林)洞に国内の樹木を「カ・ナ・ダ」(韓国語の五十音)順に植え、照明が枝という設定で、ソウル市が発表した17の歩行者専用道路と有機的に調和させました。

こうした統合再生の青写真に基づいて、孤立状態のソウル駅を市民が散歩し、集まり、行き来することで流動人口が周辺地域に自然と広がる「コミュニケーションの架け橋」として復活させ、断絶していた東西の地域・通行・文化を連結して統合することで、衰退した地域経済を活性化させる新たなモデルを提示する計画です。

○ 地域統合による新たな経済活力に期待
- 都心観光とコンベンション拠点形成が可能(ナムデムン(南大門)市場、北部駅勢圏の開発と連携)
- 東西をつなぐ歩きやすい道路を確保(ソウル駅~マンリ(萬里)洞)し、自主的な再生を図る

○ 既存の施設を活用し、革新的な都心の緑地空間を創出
- 可用地の不足や高地価などで公園拡充に限界のある都心に、既存の施設を活用して新たな空中庭園を提案
- 歴史、文化、観光、生態の中核空間として高架道路を再活用

○ 地域の文化資源をつなぐ新たな文化形成
- 高架下の空間を文化プログラムの会場として活用することで新たな複合文化空間を確保
- 旧ソウル駅舎、ソソムン(西小門)、ソン・ギジョン(孫基禎)公園、カトリック・ヤキョン(薬峴教会)、ナムデムン(南大門)市場、ナムサン(南山)、ソウル城郭をつなぐ歴史文化ネットワーク形成
- 自転車レーンと歩行環境の整備でアクセス性向上