ソウル駅7017プロジェクト

A A


資料基準日:2017年1月2日

ソウル駅高架~ソウル駅周辺の「統合再生」による地域経済の復興

ss_1

ソウル市は、45年間市民と共に歩んできて老朽し、寿命を迎えたソウル駅高架の総長938メートルを「車道」から「歩道」へと再生し、ソウル駅広場と北部駅周辺等に通じる17個の歩道をつくります。

ソウル駅高架は、2006年の精密安全診断の安全性評価でD級と判定された施設で、産業化時代の遺産としての歴史的価値、統一後にユーラシア鉄道の出発点であり終着点となる未来の価値を踏まえて、全面撤去ではなく休憩・散歩のできる空間として再生し、新たな機会を創出します。

再生計画の主な構想は、ソウル駅高架と、1日39万人と75のバス路線が交差するソウルの関門であり国際的関門であるソウル駅を中心に、開発が遅れた西部駅周辺と4大門の内側にある都心を連携し、調和させることです。

こうした統合再生の青写真に基づいて、孤立状態のソウル駅を市民が散歩し、集まり、行き来することで流動人口が周辺地域に自然と広がる「コミュニケーションの架け橋」として復活させ、断絶していた東西の地域・通行・文化を連結して統合することで、衰退した地域経済を活性化させる新たなモデルを提示する計画です。

特に17個の歩道が新設されることで、外国人観光客に人気のある明洞(ミョンドン)、南山(ナムサン)等とソウル駅周辺が歴史・文化・ショッピングでつながる新たな徒歩観光時代が訪れると期待され、市はソウル駅一帯を今後明洞と共に必ず立ち寄りたいソウルの名所として整備する予定です。

▶ 地域統合による新たな経済活力に期待

- 都心観光とコンベンション拠点形成が可能(ナムデムン(南大門)市場、北部駅勢圏の開発と連携)

- グローバル都市「ソウル」の関門のイメージ刷新

- 東西をつなぐ歩きやすい道路を確保(ソウル駅~マンリ(萬里)洞)し、自主的な再生を図る

▶ 既存の施設を活用し、革新的な都心の緑地空間を創出

- 可用地の不足や高地価などで公園拡充に限界のある都心に、既存の施設を活用して新たな空中庭園を提案

- 歴史、文化、観光、生態の中核空間として高架道路を再活用

- 車両中心の都市インフラが歩行者のための施設に様変わりする良き事例

- 環境パラダイムを先導する都市再生の象徴的事業

▶ 地域の文化資源をつなぐ新たな文化形成

- 高架下の空間を文化プログラムの会場として活用することで新たな複合文化空間を確保

- 旧ソウル駅舎、ソソムン(西小門)、ソン・ギジョン(孫基禎)公園、カトリック・ヤキョン(薬峴教会)、ナムデムン(南大門)市場、ナムサン(南山)、ソウル城郭をつなぐ歴史文化ネットワーク形成

- 自転車レーンと歩行環境の整備でアクセス性向上

 

ss_2(1) ss_2(2)