観光

A A


資料基準日:2017年1月2日

MICE産業の概要

c-festival 

1. MICE産業は、高付加価値を有する未来の戦略産業
  • 世界の国々は、観光資源としてMICE産業の付加価値について認識し、MICE産業を国の戦略産業として育成するために、大規模なコンベンション施設や展示場を建設したり、国レベルで誘致活動に乗り出している。
  • MICE産業は、大規模な会議場や展示場などの専門施設を備え、宿泊、交通、観光、貿易、流通などの関連産業と有機的に結合した高付加価値産業である。
  • MICE関連の観光客の場合、一般の観光客と比較して消費規模が大きいだけではなく、雇用創出効果が高く、国家イメージの向上など、波及効果が大きいため、中国・日本・シンガポール・米国などの主要国家は戦略産業として積極的に育成している。
2. 国際都市ソウルの新成長動力、MICE産業
  • MICE産業は、2009年1月に政府が国家競争力、雇用創出、グリーン成長などを重点的に考慮して発表した17大新成長動力産業の中の一つ
  • 2013年3月、政府は「2013年経済政策方向」を通じ、観光とMICEを含めた「創造型サービス産業の育成」計画を発表(MICEの支援強化)
  • ソウル市も、国際競争力を強化して世界的な都市へと成長するため、観光・コンベンション産業を8大新成長動力産業に追加
3. MICE産業の定義
  • MICE産業とは、Meeting(会議)、Incentive tours(インセンティブツアー)、 Convention(コンベンション)、Exhibition(展示会)の頭文字であり、包括的に国際会議産業とも称される。

世界のMICE産業の動向

1. 世界の国際会議市場は、全体的に増加傾向(UIA基準)

  • 国際団体連合(UIA)の基準に基づく年間の国際会議の開催件数はおよそ1万件
  • 過去6年間、世界の国際会議の成長率は19.9%だったが、2007年以降は成長率の増加幅が減少しているのが実情

2. 海外のMICE市場の新たなトレンド

MICE市場の競争激化
  • 米国、ドイツなどの欧州・北米の国々はもちろん、香港、シンガポールなどのアジア諸国もコンベンションセンターの建設を継続的に推進
  • 世界的な国際会議の開催件数の成長鈍化により、今後の国際会議市場は自国の市場シェアを高めるため、より熾烈な競争が繰り広げられる見通し
BT MICE概念で拡張
  • MICEにビジネス旅行(Business Travel)概念を追加
海外都市との協力体制(Alliance)の構築
  • シンガポール観光庁は、主なコンベンションビューローと協力ネットワークを構築し、「Best Cities Global Alliance」を設立して相互成長を模索するなど、国際的な同盟体制が広がる。
  • ソウル観光マーケティング㈱は、ソウル、ロンドン、シドニー、サンフランシスコ、トロント、アブダビ、ダーバンなど7つの都市の観光および国際会議担当機関の代表が参加する国際機関である「未来のコンベンション都市連合(FCCI)」を発足
エコ経営の拡大
  • 自然採光や照明の調節装置の使用など、グリーンキャンペーンの展開を通じて、環境を考慮した食品の安全性、サービスの質、リサイクルの拡大、環境マーケティングが強化される。
国家レベルでの支援を強調
  • 英国は、「Event Britain」戦略を通じて、新たなイベントを誘致する地域に国家レベルで複合的な支援を展開し、シンガポールはコンベンション産業に関するグローバルマーケティングを政府と企業が共同で展開するなど、国家レベルでの支援が強調される傾向にある。

3. 世界市場に比べ、急速な成長を見せるアジア市場

  • 過去6年間、アジア市場の成長率は133%増加し、世界市場の成長率(19.9%)を大きく上回っている。
  • シンガポールをはじめ、日本、韓国、中国などを中心に継続的に成長し、世界市場の新たな中心地として注目されている。
世界市場に比べ

アジア地域における国際会議の開催件数および増加率

2011年

  • シンガポール : 919件
  • 日本 : 598件
  • 韓国 : 469件
  • 豪州 : 329件
  • 中国 : 236件

2012年

  • シンガポール : 952件(▲)
  • 日本 : 731件(▲)
  • 韓国 : 563件(▲)
  • 豪州 : 287件(▼)
  • 中国 : 155件(▼)

韓国/ソウルのMICE産業の現況

1. 韓国におけるMICE市場の規模

  • 韓国は、G20首脳会議(2010)、UNWTO総会(2011)など、大規模な国際会議の誘致を通じて国際MICE強国へと跳躍
  • 国際団体連合(UIA)基準による国際会議の開催件数において、2013年度に発表された国別の開催順位では、シンガポールが952件で1位を記録、日本が731件、米国が658件、ベルギーが597件であり、韓国は563件で世界5位を記録した。都市別の順位では、ソウルが3年連続で世界5位を記録した。

2. 国際会議(Convention) 開催の動向

  • 韓国での国際会議の開催件数は、2003年の298件から、2011年は1,330件と、4.46倍の成長(韓国観光公社基準)
  • 外国人参加者数は、2003年の34,467人から、2011年には約9倍成長した219,859人となり、国際会議の分野で外来客が急増している。
国際会議(Convention) 開催の動向

3. インセンティブ(Incentives) 開催の動向

  • 韓国のインセンティブ市場の規模は、全般的に増加傾向にあり、特にアジア大洋州圏の需要が急増している。
インセンティブ(Incentives) 開催の動向

4. 展示会(Exhibition)開催の動向

  • 韓国での展示会の開催件数は継続的に増加しており、2011年には553件が開催され、年平均9.3%の増加率を見せている。
展示会(Exhibition)開催の動向

韓国/ソウルにおけるMICE産業の発展改善の方向

1. 世界の主要都市別の供給面積の比較

  • ソウル地域の展示・コンベンションセンター面積は、世界20位圏(5位圏の都市の平均の1/4)

2. ソウルの展示コンベンションセンターの現況:大規模コンベンション施設が必要

  • ソウルの展示コンベンションセンターの総面積 66,787㎡(展示面積 52,002㎡、会議面積 13,450㎡)

ソウル市の展示コンベンションセンターの現況

COEX
  • 展示、会議面積 : 47,130㎡
  • 展示面積 : 36,007㎡
  • 会議面積 : 11,123㎡(大会議室 – 7,000人 , 会議室数 : 54室)
SETEC
  • 展示、会議面積 : 8,787㎡
  • 展示面積 : 7,948㎡
  • 会議面積 : 839㎡(大会議室 – 300人 , 会議室数 : 4室)
aTセンター
  • 展示、会議面積 : 8,497㎡
  • 展示面積 : 7,422㎡
  • 会議面積 : 1,075㎡(大会議室 – 400人 , 会議室数 : 6室)

MICE産業の発展のため、外国人投資の誘致が必要な分野

1. MICEインフラの拡充部門

  • 短期、中長期的の2段階で複合MICEコンプレックスの拡充を推進
既存 66,787㎡
  • Coex(47,130㎡)
  • SETEC(8,787㎡)
  • aT센터(8,497㎡)
短期 (2014年~2018年)
  • DDP開館
  • ソウル駅コンベンションセンター
  • COEX 増築
  • SETEC 増築  
長期(~2020년 )
  • 永東圏域(韓国電力公社、蚕室など)を中心に、MICE複合団地を造成

2. 新規MICEのインフラ開発計画

ソウル駅北部コンベンションセンター
  • 場所:中区蓬莱洞2街122番地の一帯(面積:55,535㎡)
  • 事業期間 : 2009~ 2017 (認許可4年、工事5年)

永東圏の総合開発を推進

永東圏域一帯(総合運動場、韓国電力公社一帯)

  • 2013年中にMICE複合団地の造成計画を策定(国際公募)
  • 2013.3~6:市民/専門家のアイデア公募
  • 2013.3~10:MICE団地造成の国際アイデア公募
  • 2014.1~:事業計画および実行方案を策定(地区単位の計画を策定)
現況

mice산업육성 현황

鳥瞰図

mice산업육성 조감도