主な事業

A A


資料基準日:2017年1月2日

社会革新とは?

EUと北米諸国では、社会革新を複雑な社会問題を解決する、政府政策の中心課題として位置づけています。

  • ヤング・ファウンデーション(イギリスのNPO)では、社会革新を「社会的目標とニーズに応える新しいアイデアをデザイン・開発・発展させるプロセス」と定義。
  • 社会革新は社会問題を効果的で新しい方法をもって解決することであり、政府・企業・市民社会が協力してこそ実現可能。
  • アメリカ・オバマ政権は「Office of Social Innovation and Civic Participation」を設立し、革新的方法により地域社会の問題解決の方法を模索。

韓国でも以前から、社会問題を解決するための、注目すべき革新的な試みがありました。

  • 社会革新こそ韓国の複雑で解決困難な問題を解決できる最高の方法。
  • 朴元淳市長は以前、「希望製作所」を通じて、社会革新プログラムの開発・適応に積極的に取り組み、意味のある結果を導出。
  • ソウル市という公共組織を通じて社会革新を広め、ソウルを世界的な「社会革新の首都(Social Innovation Capital)」にする。

ソウル、ひいては韓国社会における社会革新は、今始まったばかりです。主に市民社会・社会的企業・コミュニティ・ビジネスの分野において社会問題を解決しようとする社会革新の事例が見られます。

韓国における社会革新の具体例

  • 村経済の環境づくりに成功したソンミサン村
  • 市民のアイデアを政策に反映する「希望製作所」の「市民創案プログラム」
  • 青少年の社会的企業インキュベートセンターであるソウル市の「ハジャセンター」
  • 専門職から引退した人がNPOで再活動できるよう支援する希望製作所の「ハッピーシニアプロジェクト」など

社会革新の推進

推進方向

  • 市民の生活に直結した、共感できる社会革新の議題を発掘
  • 慢性的な社会問題や話題となっている社会問題を解決
  • 市民社会・企業とのパートナーシップを強化し、新しい方法と技術を適用

市民の幸せと社会の価値を高める議題を発掘

① 社会革新のための議題を発掘するシステムを構築

国内外の社会革新のケーススタディ・分野別専門家のインタビュー・室/局/本部の業務関連事項・市民による提案など、多様な経路から社会革新の議題を発掘

② 社会革新の主な分野
  • 物価高の克服・合理的な消費を広めるための流通の革新。
  • 市民が共感し分かち合う生活文化と空間の革新。
  • ベビーブーム世代の引退者・高齢者・青年のための雇用の革新。
  • 住居問題の解消と市民の安全の革新。
  • 企業・大学・市民・宗教団体が行う社会参加と公共サービスの革新。

適切性の高い社会革新の議題について、その実行方法を企画

① 議題の性格によって社会革新担当官と室/局/本部の分担体制を構築
  • 多数の部署と関連があり、あるいは所管が決められない議題:社会革新担当官  
  • 業務計画または現在の業務と直接関連のある議題:室/局/本部
② 市政開発研究院内の「社会革新研究団」を運営
  • 学界・産業界・マスコミ・NGOなどから専門家の諮問グループを構成・運営。
  • 理論的な議論・事例研究、ソウルにおける社会革新の成果測定など、シンクタンクの機能を果たす。

体系的な社会革新の議題を実行・拡大

① ソウル革新実行ワークショップを開催
  • 四半期別に公務員・専門家・市民団体がいっしょに参加する定期ワークショップを開催
  • 新しい議題の発掘・社会革新の議題に関する企画案について討論・推進状況の点検と成果の共有
② 社会革新の事例を国内外に広める
  • 国内外の社会革新に係わる団体とネットワークを構築し、協力事業を推進
  • 組織内の勉強会を活性化し、職員教育による社会革新の力量を強化

社会革新の推進システム

① 社会革新の議題を発掘
  • 国内外の社会革新のケーススタディを行い、市政に適用可能な議題を発掘
② 実行案を企画
  • 実務部署および当該分野の専門家による諮問を経て実現可能な計画を樹立
③ 社会革新の議題を実行
  • ソウル社会革新実行ワークショップを通じて推進過程を共有し、発展方法を模索
④ 社会革新を広める
  • 勉強会の活性化により社会革新の力量を強化すると同時に成功事例を社会に広める