ソウル市政4カ年計画

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資料基準日:2017年1月2日

2018年を見据えた民選6期のパク・ウォンスン(朴元淳)市政の構想「ソウル市政4カ年計画」が2014年9月に発表されました。向こう4年間のソウル市政のビジョンは、「人が中心のソウル、市民が幸福なソウル」で、キーワードは「安全」「福祉」「経済」「都市再生」です。

ソウル市は、4大目標である「安全な町」「温かい町」「夢見る町」「息づく町」の実現に向けた13の分野の139の課題を設定した4カ年計画を策定、その中の25の中核課題を発表しました。4カ年計画とは別に、行政革新も強力な意志の下、継続的に推進します。

向こう4年間で「歩行者優先都市」に関する政策が本格的に推進され、ソウル都心の構図が変わる見通しです。ソウル市は、2018年までにチョンゲチョン(清渓川)やテハンロ(大学路)、セジョンロ(世宗路)など、市内の地下鉄の駅の中で最も混雑の激しい4大門の道路の12の路線15.2キロの車道を1~2本ずつ減らします。そうすることにより、少なくても4大門の中では自動車よりも人と自転車が優先の街をつくる計画です。

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福祉政策分野では、洞住民センターを「町福祉センター」に名称を変え、社会福祉士と訪問看護師を2倍以上に増員し、いつまでも訪ねていく福祉支援機関を目指します。

国公立保育所は、学校の空き教室の活用や国公立及び職場混合型保育所など革新的方法によって、4年間で1千カ所を増設し、収容人数を4万人増やします。

現在、全体の48%の学校は和式トイレで、子どもが最大の不満に挙げています。そのトイレを、民間と協力してサービスデザインを改善し、子どもたちが行きたくなるような憩いの場に変えます。対象はソウル市内の675の小中高校です。

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当初の計画よりも2年前倒しし、2018年末までにカンナム(江南)駅一帯やトリムチョン(道林川)など、ソウル市内の27の浸水多発地域の問題を完全に解消します。

ソウル市ならではの創造経済も具体化させます。ソウル市は、同市の創造経済を「シルバー産業、デジタルとモバイルの融合、文化コンテンツなどの未来産業」と位置づけ、洪稜のシルバー産業の拠点「スマート・エイジング・クラスター」(2017年完成予定)や開浦デジタル革新パーク(2016年完成予定)などのインフラを構築し、後押ししていく計画です。

2006年に撤去が決定したセウン(世運)商店街は、経済基盤型都市再生の最初のケースとして再開発されます。プッカンサン(北漢山)~チョンミョ(宗廟)~ナムサン(南山)~ヨンサン(龍山)公園のコースを完成させ、多くの人が訪れるようにし、小規模なものづくりの中心として、また都心産業の活力の触媒として復活させる計画です。

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ここにはパク・ウォンスン(朴元淳)市長の公約事業や民選5期からの継続事業、民選6期の新規事業などがすべて含まれており、この2カ月間で計50回にわたる諮問委員らによる検討会議を経て、実務公務員らの経験とノウハウを十分に反映させた第1次計画案が策定されました。

特に、ソウル市は4カ年計画の実行力の確保に向け、今年初めて各課題ごとの専門担当諮問委員と担当局長・課長を総括責任官に指定しました。また、中核課題を中心に四半期別の評価を実施し、2018年まで事業計画を継続的に補完・発展させ、事業成果を市民と共有します。

今回、ソウル市が発表した「ソウル市政4カ年計画」は、市民の意見を受け入れ、11月中に最終的に決定する計画で、25の中核課題の推進に必要な投資需要は総額8兆3,350億ウォンです。そのうち実際の新規投資が必要な部分は3兆800億ウォン程度です。

自ら発表したパク・ウォンスン(朴元淳)市長は、「民選6期においても、革新、ガバナンス、コミュニケーションがソウル市政のブレない原則となるはずです。民選5期では、小さくても市民が体感できるソフトウェア分野での革新に成果があったとすれば、向こう4年間では、ハードウェアである都市空間の革新も市民や企業とともに積極的に推進していく計画です」と強調しました。