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プレスリリース

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  • 夜道の安心、これからはソウルのどこでも「アンシミ」にお任せ!

  • SMG 11
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    • 1年5か月の準備期間を経てソウル全域に拡大、25日(木)に城北区庁で記念式を開催
    • 会員登録、緊急通報の簡略化、携帯電話の揺れによる誤通報の最小化、管制センターへの自動電話接続機能の搭載
    • 4区を対象としたモデル運営期間、ダウンロード回数1万6千回、登録人数3,600人、サービス利用回数およそ7千回
    • 地下鉄バナー、市内バス音声広告、訪ねてゆくPRブースなど大々的なPRで市民の利用率↑

    #. 2018年10月。ソウルに住むキムさん(37歳女性、独身)は、ソウル市が開発した「アンシミ」というアプリを携帯電話にインストールした。以来、帰宅が遅くなるときも、以前ほど不安を感じなくなった。このアプリをあらかじめ起動して、夜道を歩いているからだ。まんいち危険な状況に陥ったときは、このアンシミを通じて助けを求めることができる。緊急通報ボタンを押すか、携帯電話をshakeするだけでよい。そうするだけで、キムさんの現在地を管轄する区のCCTV統合管制センターに通報され、センターが動く。防犯カメラによって状況をモニタリングし、ケースによっては、センターに常駐している警察に出動を要請するなどの措置を迅速に取る。結果、キムさんは危険から逃れることができるというわけだ。

    「アンシミ」は、ソウル市が作った携帯電話用のアプリだ。市民が遅い時間に一人で帰宅する途中で危険に陥った際、SOSを発するためのものだ。使い方は簡単で、画面上のボタンにタッチするか、携帯をshake(振る)するだけ。ソウル市は2017年5月から、恩平・西大門・城北・銅雀の4区でテスト運営を行ってきたが、これからはソウル全域(25区)でサービスを利用できるようになる。テスト運営期間の1年5か月の間、不備な点の改善など様々な準備作業を行い、今月25日(木)からいよいよ全地域へのサービスをスタートさせる。

    「アンシミ」のコントロールタワーは、区ごとに運営されている統合管制センターだ。ソウル全域に設置されている3万9,463台の防犯カメラ(2018年6月末現在)とスマートフォンアプリを連動させ、危険な状況をリアルタイムでモニタリング、救助活動まで行う。アンシミとはつまり、主に女性のための年中無休24時間運営のセーフティネットと言える。このアプリがあれば、たとえ通報者の現在地が防犯カメラの死角に入っていたとしても大丈夫。写真・映像を撮影する機能が搭載されているからだ。写真や映像を統合管制センターに送り、対応を求めることができるというのが、このアプリの大きな利点だ。

    市によると、4区を対象に実施されたテスト運営期間中(2017年5月~18年9月)、ダウンロード回数は1万6,483回、3,614人が会員登録(18年9月現在)をし、サービス利用回数は全部で7,055回だった。運よく事なきを得たが、危険な状況と思われる緊急通報が入り、警察が出動したケースもあった。

    これまでは、市民の居住地がアンシミのサービス地域内(4区)であっても、緊急事態が発生した地点がテスト地域(21区)でなければサービスが受けられなかった。しかし今後はサービス地域がソウル市全域となるため、市民がどこにいても、その位置を管轄する管制センターがSOS信号を受け付け、迅速なサポートをしてくれる。

    このたびのサービス全面スタートに当たり、ソウル市は、テスト期間に明らかになった不備を改善し、「アンシミ」サービスをグレードアップした。具体的な改善内容としては、▴緊急通報を2段階→1段階に簡略化、▴携帯shake通報機能による誤通報の最小化、▴緊急通報電話の管制センターへの自動接続機能の搭載、▴会員登録の簡略化などがある。そのほか、情報提供サービスもある。ソウル市内210か所の女性安心宅配ボックス、女性安心保護の家、派出所、防犯カメラなどの位置をはじめ、デートDVやサイバー性犯罪が発生した際のサポートについての情報なども得られる。

    今回のサービス全域化に際し、市は様々な媒体を利用して大々的なPRを繰り広げている。地下鉄バナー広告、市内バスの中で流される音声広告、訪ねてゆくPRブースの運営などがその例だ。それにより利用率をアップさせ、「市民の護身アプリ」として定着させるねらいだ。

    アンシミには、大きく3つの活用法がある。①緊急事態発生時の「SOS通報」、②ひとりで帰宅するときのための「安心帰宅モニタリング」、③安心帰宅スカウトの申し込みがそれだ。

    <緊急通報 : 画面タッチまたはスマートフォンをshakeすることで管制センターに自動通報、警察が出動>

    第一の活用法だが、夜遅く一人で帰宅する途中で非常事態が発生したときは、画面中央の「緊急通報」をタッチするか、またはスマートフォンを何度も振れば(shake)、管制センターに「緊急」コールが入る。誤ってタッチまたは振ってしまった場合は、5秒以内なら「取り消し」が可能。「緊急」コールの際は、自動撮影された現場の写真または動画(ユーザー設定)が管制センターに送られる。緊急通報が受け付けられると、管轄区の統合管制センターの警光灯が作動して警報が鳴り、マルチスクリーンで利用者の位置情報などが確認される。危険な状況と判断されると、「非常状況」に切り替わり、センターに常駐する警察官が出動するなどの措置が迅速に取られる。

    「アンシミ」のシステム

    のシステム

    <安心帰宅 : 現在地を管制センターに送出、保護者に帰宅メッセージ送信>

    第二の活用法である「安心帰宅モニタリング」サービスは、アプリのメイン画面で帰宅モニタリングサービスをタッチ → 目的地を入力 → 「サービススタート」をタッチ → ユーザーの現在地が区の管制センターに送られ、会員登録時に指定した保護者に帰宅することを伝えるショートメールが送信されるというもの。目的地に到着すると、自動で終了する。

    <安心帰宅スカウト申し込み、安心宅配などの位置情報およびジェンダーに基づく暴力に関する情報も提供>

    第三の活用法としては、安心帰宅スカウトの申し込みのほか、安心施設物の位置情報やジェンダーに基づく暴力に関する情報の提供がある。アンシミを利用した安心帰宅スカウトの申し込みの利用時間は、平日21時30分~24時30分(月曜日は21時30分~23時30分)。安心施設物の位置情報として提供されるのは、安心宅配ボックス、防犯カメラ、派出所、安心保護の家などの位置だ。ジェンダーに基づく暴力に関する情報は、デートDV、サイバー性犯罪などの暴力への対処法や、助けを求めることのできる所などの情報が詳しく載せられている。

    アンシミは老若男女を問わず利用可能で、アンドロイド端末ユーザーはGoogle Play、ワンストアで、iPhone ユーザーはApp Storeで「ソウル市アンシミ」を検索すれば、ダウンロード、インストールできる。旧バージョンのアンシミをインストールしてある場合は、削除したうえで新しいバージョンをインストールする。アンシミを利用していて予想外のエラーが発生したときや、改善事項の提案、お問い合わせは、アンシミ運営チーム、または女性政策課まで。
    安心運営チーム:<平日、昼間> 2133-5055~6、<夜間・日曜祝日> 2286-6655~6
    女性政策課メールアドレス:women@seoul.go.kr

    ソウル市のムン・ミラン女性家族政策室長は、「アンシミは、防犯カメラや統合管制センターなどの既存のインフラとスマート技術を融合させることで効率的なセーフティネットを構築した、画期的なアプリ。今回のサービスエリア全域化を機に、これまで一部の地域で限定的に利用されていたアンシミが『ソウル市民の護身アプリ』として定着するよう、市民へのPRに積極的に取り組んでいきたい」と話している。