[2012] 市長挨拶

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  • 地下鉄の歴史の中に、ソウルの深い歴史が溶け込んでいます

    SMG 456
  • 「ソウルメトロ30年史」発刊祝辞

    月日:2012年10月22日

    私も時々地下鉄を使って出勤します。市長になるまでは毎日利用していたありがたい交通手段でした。そのように時々であっても朝、出勤途中に地下鉄を行き交う多くの市民の足取りに出会います。そこに市民の人生があるためです。

    このようにいつもソウル市民の皆さんの足である地下鉄を運営してきたソウルメトロが30年史を発刊すると伺いました。並大抵の深い歴史ではありません。であれば、その地下鉄に込められた1千万市民の人生の物語もどれほど深いものなのかと想像してみます。

    1981年に創立されてから、ソウルメトロは最も多くの市民が利用する1~4号線を運営し、市民の足となって生活の基盤を支えてきました。30年という期間をソウルの成長と共に駆け抜けてきました。地下鉄と共に都市が拡張され、生活圏が統合あるいは分離し、今日では地下鉄を中心に新しい文化が形成されるなど、ソウルメトロはソウルの成長・変化とその軌道を共にしてきました。

    30年という歳月を経ながら世の中が変化したように、地下鉄も大いに変化しました。路線が9個に増え、乗車券も交通カードに変わりました。地下鉄にホームドアが設置され、様々な便宜施設が増えました。同時にサービスも進化し、市民と共につくり出す地下鉄の風景も過去とは全く異なる姿を見せています。

    ソウルメトロの30年の歴史が詰まっている資料集には、地下鉄の話はもちろん、ソウルの成長と歴史の主人公である市民の人生がそっくり溶け込んでいます。それで市民のことをいつも考えている市長として、より一層この本の資料が意味あるものに感じられます。これまで地下鉄を通じて続いてきた変化の良い流れは、より良い地下鉄、より良いソウルをつくる上でも立派な基礎になるだろうと考えます。それだけでなく、全ての市民が希望を歌うことができる幸せなソウルをつくる強固な力になるでしょう。