昨年25万人の観覧客が訪れた韓国最大規模のフリーマーケット「トゥクソム美しい分かち合い市場」が、3月27日に漢江トゥクソム広場でオープンしました。10月まで毎週土曜日12時から16時まで開かれます。
2004年から続いている「トゥクソム分かち合い市場」は、これまでに累積観覧客249万人、再利用品522万点、2610トンの廃棄物削減効果といった成果を上げるなど、資源の再利用・循環に貢献、名実ともに韓国最大の「分かち合い市場」として位置づけられているフリーマーケットです。使わなくなった物を手頃な価格で売り買いし、買う楽しさ、売る楽しさ、見物、価格交渉など、 昔ながらの市場の楽しさが味わえます。また、「トゥクソム分かち合い市場」は毎週1万人以上の人々が訪れるソウルの名物でもあります。
「トゥクソム分かち合い市場」での販売収益の一部は、低所得層家庭の子どもたちの夏休みや冬休み期間中の弁当提供や読書教育支援などに使われます。昨年はフィリピンのミンダナオ島地域での学校建築や機資材支援にも使われました。また、「トゥクソム分かち合い市場」では多彩な「市民参加型イベント」や「アパート緑色市場」なども用意されており、より一層充実した内容になっています。
5月は「オボイナル(父母の日)」を迎え、「両親へのプレゼントの準備」がテーマとなっています。6月には「環境の日」があることから「チョロクビョル・ジキミ(緑の星を守る)市場」が、9月には「本の分かち合い市場」が開催されるなど、それぞれの時期に合わせてテーマ別企画型市場が運営されています。こうした多彩な市民参加型のイベントやテーマ型市場の運営によって、今年の「トゥクソム美しい市場」はこれまで以上に楽しく、充実した市場になるものと期待されます。