国際交流ニュース

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  • パク・ウォンスン(朴元淳)市長 東京都知事と「都市安全」など6分野で協力共同宣言

    SMG 1675
  • パク・ウォンスン(朴元淳)市長と東京都の舛添要一知事が「大都市問題共同対応」に向けて手を組むことで合意しました。

    パク市長は2月2・3日の両日、東京都庁で枡添知事と会談、市民生活に密接に関係し、都市経済に影響を及ぼす▲都市安全 ▲環境 ▲福祉 ▲スポーツ・五輪 ▲観光 ▲文化の6つの民生分野における交流協力共同宣言を発表しました。

    両者の会談は、昨年7月に枡添知事がソウル市を訪問して以来2回目で、今回の発表は前回ソウル市で締結した「交流協力に関する合意書」を具体化させたものです。

    両都市の協力のポイントは、それぞれのノウハウや行政などを実利的に共有することにあります。例えば、ソウル市が注力する中核的交流協力分野は「安全」です。この日の共同宣言により、同市は先に東京都と道路陥没技術協力に関する了解覚書(MOU)を締結したのに続き、水害や地下鉄、橋梁、建物、インフラなどの耐震化・老朽化関連技術情報を相互提供・協力することとなりました。両都市は、それぞれの消防防災訓練にも相互参加します。また、パク市長は、年に1回、定期的に「都市安全フォーラム」を共同開催することを枡添知事に提案しました。

    他にも、(環境)▲大気汚染対策に関する技術交流・協力 ▲建築物の省エネ化など地球温暖化対策に関する協力推進 (保健福祉)▲効率的な少子化対策の共有 ▲感染症対策に向けた連携強化 (文化)▲江戸東京博物館とソウル歴史博物館の収蔵品を活用した展覧会の開催及び両博物館の学芸員の相互交流、などを実施します。

    パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、「都市安全と民生問題の解決には国境もイデオロギーもない。今回の会談を機に、長く足踏み状態が続いていたソウル市と東京都の交流が再び活性化するのではと期待している。両都市共通の懸案である都市安全や環境、観光、福祉など、市民生活に密接に関係する分野で緊密に連携し、シナジー効果を発揮して都市問題を賢く解決していきたい」と述べました。

    ソウル市と東京都は1988年の姉妹提携締結以来、緊密な交流関係を維持してきましたが、石原慎太郎元知事の就任期間(1999年~2012年)の約10年間、交流が停滞しました。そして、2014年2月に就任した枡添要一知事が、長く滞っていたソウル市と東京都の交流正常化に向けて2014年7月にソウル市を公式訪問し、交流の扉を開きました。

    一方、パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、ソウル市に愛情を注ぎ、様々な諮問と助言を惜しまない現地の日本人15人と「ソウル市‐東京都友好交流会」を開きました。ソウル市は、ソウル市に居住したことがあるか、ソウルの市政に高い関心のある世界各都市の外国人を「ソウルクラブ」の会員に任命し、ソウル市に対する諮問・助言を求めるネットワークを活用しています。現在、7都市(北京、マニラ、ベルリン、ニューヨーク、四川省、山東省、ロサンゼルス)の95人で構成されています。