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文化/観光ニュース

  • パク・ウォンスン(朴元淳)市長 中国西部の中心地で「ソウル観光」をPR

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    2014年上半期に韓国を訪問した中国人観光客(276万人)が昨年同期比54%増という高い増加率を記録しました。そんななか、パク・ウォンスン(朴元淳)市長が中国内陸部攻略に向けたソウル観光トップセールスに乗り出しました。

    [Travel Mart ソウル市の観光関連企業と成都市の旅行会社の商品企画者との商談に自ら乗り出し、ソウル市をPRするソウル市のパク・ウォンスン(朴元淳)市長]

    ターゲットは、中国政府が推進中の西部大開発プロジェクトの中核都市として急成長する四川省の成都(首都)「成都」です。四川省はソウル市の人口の8倍に当たる約8千人が暮らす巨大地域です。韓国では「鄧小平の故郷」「三国志の街」「辛い四川省料理の発祥地」としてよく知られています。

    パク・ウォンスン市長は、ソウル観光説明会で自らプレゼンテーションを買って出る一方、四川省の魏宏省長と面会し、ソウル市の48の施設、四川省の30の施設を両市民に最大50%割引する内容の「ソウル市‐四川省友好都市協定」を締結します。

    パク・ウォンスン市長はこの日、DDP(トンデムン(東大門)デジタル・プラザ)や先月リニューアルオープンしたセビッソムなど、ソウル市の新規観光資源や優秀観光商品認証制度などソウル市の観光政策を紹介し、特に最近「星から来たあなた」とともに新韓流ブームが巻き起こる中国人観光客を狙い、ソウル市で体験できる韓流文化体験やショッピングスポット、グルメ観光など、ダイナミックなソウル市をPRしました。

    [テーマ別にソウル市の観光PRをプレゼンテーションするソウル市のパク・ウォンスン市長]

    ソウル観光説明会の後、パク・ウォンスン市長は四川省の魏宏省長と面会し、両市民が相手都市を訪問する場合、主要施設の割引サービスを受けられる内容が盛り込まれた「ソウル市‐四川省友好都市協定」を締結しました。

    ソウル市はロッテワールドやソウル・シティバス・ツアー、各博物館、ノンバーバル公演など48の施設と公演を、四川省は鄧小平の古宅や杜甫草堂、石刻芸術博物館など30の施設を確定、12月1日から早速施行されます。最大50%まで割り引かれます。相互施設優遇事業は四川省が9番目です。これまでにソウル市‐北海道やワン・アジア・パス事業(デリー、東京都、ジャカルタ、台北)のほか、米州地域(サンフランシスコ、ホノルル、ヒューストン)と関連協定を締結しました。

    ソウル市民は、http://www.oneasiapass-tokyo.jpで割引クーポンの発行を受け、各施設で提示すれば割引サービスを受けられます。

    人口8千万人の四川省で暮らす韓国人は、現在約3千人ですが、経済発展や韓国との交流促進などにより、今後もっと増えることが予想されます。

    パク・ウォンスン市長は、「昨年を起点に中国は韓国を訪問する外国人観光客の最も多いソウル市の中核観光市場となった。今回の四川省成都市でのソウル観光説明会と友好都市協定締結により、中国内陸の中核都市とソウル市間の観光はもとより、経済・文化・行政交流など様々な分野での往来が活発に行われることを期待する」と述べています。

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