中核政策ニュース

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  • ソウル市の航空写真を家庭でも出力できる

    SMG 968
  • 違法建築物や土地・財産などの権利をめぐる各種紛争の証拠資料や学術研究などに活用されるソウル市の高解像度航空写真を、今後はわざわざソウル市庁に出向くことなく家庭で出力することができます。

    ソウル市は、個人パソコンにダウンロードしてプリンターで出力できる「航空写真ビューア」を開発、ソウル市航空写真サービス (http://aerogis.seoul.go.kr), において航空写真出力サービスを開始しました。

    ソウル市は、1972年~2014年の43年間にわたって撮影してきたソウル市全域の航空写真約10万枚のビッグデータを2012年からオンラインで市民に公開してきました。他機関や検索ポータルが提供する資料とは比べものにならない高解像度(25cm)が特徴です。空間解像図25センチ級は、地上にある四方25センチの物体を一つの点で表現・区分できる解像度です。

    ソウル市の航空写真の2012年~14年のインターネット閲覧件数は120万件に上り、ソウル市庁訪問を通じて提供された航空写真は6,986枚と、多くの市民に利用されてきました。特に、重要地域を中心にアップデートする検索ポータルとは違い、ソウル市「全地域」の航空写真を年度別に提供しているため、多様かつ実用的に活用できるというメリットがあります。

    ソウル市航空写真市民サービス (http://aerogis.seoul.go.kr) – 工事完了後の様子

    工事完了後の様子

    2014年に撮影した航空写真(ソウル市ヨムリ(鹽里)小学校付近)

    会員登録の必要はなく、I-PIN(Internet Personal Identification Number)で本人確認が完了すれば利用できます。手数料は1枚につき1~2万ウォンです。

    ダウンロードした航空写真は、違法な流通・出力の防止のために偽造・変造防止技術「DRM(Digital Rights Management)」とウォーターマーク(WaterMark)が適用されているほか、出力トラブル防止のためのテスト出力機能も提供されます。

    ソウル市庁付近
    • 航空写真ビューア
    • 航空写真出力

    一方、ソウル市は、単なる航空写真だけでなく、ウェブ開発など付加価値を創出できる航空写真の正射写真や市民の関心度が高い地域の変化の様子を時系列で鑑賞できるテーマサービスなども提供します。

    航空写真の正射写真は、Open APIで申請すれば誰にでも無料で提供します。2013年に制作された航空写真の正射写真で、これを活用すれば多様なコンテンツを制作することができます。

    テーマサービスは、公園や競技場、ハンガン(漢江)など、市民の関心の高い特定地域のときの流れを観察することができます。追加したい地域を即席で提案することもできます。また、ツイッターやFacebookといったSNSと連携させて知人やフォロワーと共有することもできます。

    ∗ ソウル市航空写真サービス - http://aerogis.seoul.go.kr