[2013] 市長挨拶

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  • ソウル市が市民の生活に役立つよう頑張ります。

    SMG 395
  • 2013年新年の挨拶

    日付:2013年1月2日
    場所:世宗(セジョン)文化会館

    親愛なるソウル市民の皆様、そしてソウル市の職員の皆様、2013年癸巳の年、明けましておめでとうございます。豊かさと多産を象徴する蛇年を迎え、市民の皆様にも豊かな一年になることを心からお祈り申し上げます。

    ふと振り返ってみました。皆様への新年の挨拶の言葉を考えながら、私がソウル市長に立候補した時の約束を思い浮かべました。「私の人生を変える初めての市長」、市民の皆様への私の最初のお約束でした。私はその約束をしっかり守れたでしょうか。約束通り市民の皆様の人生においてお役に立てたでしょうか。

    2012年、皆様の力になれるよう最善を尽くした一年でした。

    昨年一年間、私とソウル市の職員は福祉、安全、雇用という3大政策課題の下で、59万人の子供たちに環境配慮型給食(環境に優しい食材で作る給食)を無償提供しました。市立大学の授業料を半額に抑え、100万ウォン台の授業料を実現しました。昨年5月には1,133人の非正規労働者が正社員になり、さらに6,231人の間接雇用の非正規労働者が直接雇用の正社員に転換される予定です。

    「現場主義行政」「開かれた行政」「ツイッター行政」という三つの行政革新を成し遂げましたが、今ではこれはソウルの行政スタイルとしてすっかり定着しました。また、約41回にわたる「聴策(市民の意見に耳を傾け、それを政策に反映すること)ワークショップ」の実施で、およそ5,400人の市民の皆様に直接お会いすることができました。一つの政策を作るために数十人もの専門家と話し合い、会議を行ってチェックしました。こうした協治(ガバナンス)によって行われた一連のソウル市行政は、ソウル市政がどちらにも偏らないように調整できる「釣合い重り」のような役割を果たしてくれました。まさに「現場主義行政」の力でした。

    IT技術の進展で「開かれた市政2.0」を実現し「開かれた行政」が可能になりました。市長の日常をこまめに記録する「史官制度」を設けて事業別の白書を発行し、過程と結果を共有できるようにしました。何よりも「情報疎通広場」の設立で、ソウル市の公共データの共有を実現しました。現在64種類、2,733件の行政関連情報などが市民の皆様に公開されています。世界初の「ツイッター行政」、つまりSNSによる行政は市民の暮らしだけでなく、ソウル市政をも変えました。市民からの全ての苦情をリアルタイムでまとめて総合的に管理するソーシャルメディアセンター(SMC)を立ち上げました。雪が降り出すと最初に市長のツイッターを確認する、という市民も少なくありません。雪の日は私のタイムラインには、町ごとに行われている除雪作業の情報や自ら雪を片付けるという市民たちの投稿が次々と掲載されます。こうした情報は、ソウル市の除雪対策ネットワークと連携されます。生活安全におけるガバナンス(協治)体制が確立されたわけです。市民とソウル市はこうやってお互いを変化させています。

    もちろん、このほかにも私たちが進めてきた仕事はたくさんあります。ここですべてをご紹介することができないくらいです。昨年の3大市政目標だった福祉、安全、雇用にかかわることだけでなく、私の事務室の机の上には毎日数件ずつ「我々ソウル市の職員さんたちは本当に素晴らしい!」といつも感心させられる政策が増えていきます。私は職員の皆様を心から誇りに思っております。本当にありがとうございます。

    ただ、私の心はまだ重く、もどかしい気持ちでいっぱいです。一所懸命に最善を尽くして頑張ってきたのに、私たちにはまだまだたくさんの課題が山積しているからです。見れば見るほど厳しい状況です。何より、ソウル市の財政状況が厳しいです。昨年10月、マスコミの報道があったのでご存知でしょうが、ソウル市の債務はここ10年間で2.9倍も急増しました。2011年には約20兆ウォンに達し、一日当たりの利子だけでも20億ウォンに上る状態です。もし、こうした状況が民間の企業で続いていたなら、その企業は破綻の危機にさらされたかもしれません。それだけではありません。韓国国民が抱える家計の借金はおよそ1,100兆ウォンです。この中で、銀行からの借金だけでもソウル市に約32%が集中しています。これが最も恐ろしい統計です。私たちソウル市民の生活がそれほど厳しいということを裏付けているからです。それでは、私たちはどこに希望を見出すことができるでしょうか。私たちは果たして皆幸せになれるのでしょうか。私は「市民の皆様の生活を変える初めての市長」になるという初めての約束をちゃんと守れるでしょうか。

    2013年、庶民の生活を顧みることを優先します。

    親愛なるソウル市民の皆様、今年、ソウル市は「市民の暮らしに役立つ」よう尽力します。昨年に続いて今年も、韓国社会の至る所から「助けてほしい、共に生きよう」という助けを求める声が多いようです。この言葉には理由など必要ありません。2013年のソウル市政は、市民の暮らしにおいて力になれるよう頑張ります 。そのためには、庶民の生活を顧みることを優先視すべきです。私とソウル市は、財政危機に備えて知恵を絞りあらゆる手を尽くします。そして、現場で市民の暮らしを顧みることにすべての力と資源を注ぎます。

    今年、ソウル市における福祉分野の予算は初めて6兆ウォンを越えました。これはソウル市全体予算のおよそ30%に当たるものです。こうした大切な予算が、市民の暮らしに役立つことを確信しています。さらに、昨年発表されたソウル市民の暮らしの水準の目安となる「ソウル市民の福祉基準」を確立させてまいります。44万人の子どもに対して国の必須予防接種を無料化すること、3万人の学生と低所得者層の子どもたちを対象に「歯医者主治医制度」を実施することなどの内容が盛り込まれた公共医療マスタープラン「健康ソウル36.5」を積極的に推進します。福祉サービスがなかなか行き届かないソウルの極貧困層に最小限の生活保障を支援するための「ソウル型基礎保障制度」を導入し、まずは4万人に生計費を支援します。子どもを共に育て、保育の質を実質的に高めてまいります。国公立保育園も持続的に拡充します。2013年に100カ所の国公立保育園を設置することで、2014年までには洞(地区)ごとに国公立保育園を最低で2カ所以上確保することができると思います。また、どんな市民もお金がなくて治療を受けられないことがあってはいけません。今年ソウル市は、恵まれない階層が密集している地域に、保健支所を設置します。介護サービスを行う「患者安心病院」を運営して、公共病院の新しいモデルを示します。

    親愛なるソウル市民の皆様、どんな理由であれ、人は自ら命を絶ってはいけません。私はソウル市の首長として、自殺のない世の中を心から願っております。先月27日に立法予告された「ソウル市自殺予防及び生命尊重文化造成のための条例」には、自殺予防に向けた市民の権利や義務と市長の責務を定めました。これからソウル市は毎年自殺予防計画を立て、自治区別に支援する予定です。自殺する危険性が高い人には、集中ケアサービスを提供し、24時間危機対応態勢を構築します。このように地域社会の力量を強化し、自殺防止のためのセーフティネットづくりに積極的に取り組みます。

    住居への不安を解消することもやはり、庶民生活における最優先すべき課題です。住むところがなくて心配することがないよう、今年ソウル市は公共賃貸住宅の供給に最善を尽くします。そして、家計の借金については、金融福祉センターの充実を図り、市民の皆様に、財務相談や金融再生プログラムを積極的に提供します。消費者金融業問題や賃金の未払いなど、庶民生活に密接にかかわる7つの分野に対する「庶民生活を脅かす要因を取り除くための対策」も強化します。事前予防、随時取り締まり、事後救済につながる総合的な対策になるでしょう。市民の皆様、困難に直面している市民の皆様がこれ以上絶望に陥られることがないよう、ソウル市が必ず皆様の力になるよう頑張ります。

    質の高い雇用の場を生み出すことも積極的に行います。ソウル市は、まず若年層向けの職業訓練や起業支援と、低所得者層向けの雇用支援に最善を尽くします。賃金と事後管理などに関する成果をきめ細かく分析し、持続的な管理を行います。一人では難しいです。若者たちにはネットワークの場を提供し、若者の雇用と職業に対し、研究や政策開発をする「青年雇用のハブ」を設立する考えです。また、これまでソウル市を支えてこられたお年寄りの方々には、今度はソウル市が力になります。65歳以上の高齢者数100万人時代が到来し、3人に1人が高齢者かその予備軍です。こうした方々が幸せになることが、全てのソウル市民が幸せになれるかどうかを決める重要な要素であり、我々の世代の義務になったのです。そこで、ソウル市は「ソウル人生二毛作支援センター」を立ち上げます。高齢者の方々が第二の人生設計を行うことを後押しします。一人ひとりのニーズに合わせた雇用の場の発掘にも拍車を掛け、老後が幸せな都市ソウルを目指します。

    2013年、ソウルは革新を遂げます。

    親愛なるソウル市民の皆様、皆様がお互いを支え合っていくためには、革新が欠かせません。新しい生活を構築し、新しい夢を見なければなりません。そのためにまず社会的経済インフラを整えます。社会的経済ネットワークの拠点として「社会的企業開発センター」がオープンします。また、社会的価値を実現し、持続的な雇用創出も可能になるよう、社会投資基金を設立、運用します。我々の暮らしに投資するこの基金は、ソウル市と民間資本が共同で設立するものです。

    合わせて、協同組合の活性化とそのシステム作りのために努力します。ヨーロッパの経済危機でも、協同組合の基盤がきちんと整えられている地域は市民の暮らしをしっかり守り、また発展させています。ソウル市も協同組合の教育支援体制を構築して相談支援センターを運営し、また、公共性の高い社会的協同組合のモデルを選定し、それを支援していきます。

    ソウルの革新はこれからも続きます。社会全般において行われます。革新の基本は非正常なものを正常なものに、非常識的なものを常識的なものに戻すことです。今年我々はより多くの分野において、こうした革新を成し遂げるよう努力します。

    まず、歩道ブロックの革新です。2013年を「歩道ブロック10か条、定着の年」にすることを宣言します。市民の税金で作られた市民の歩く道です。歩道は行政のバロメーターともいえますし、合理的に革新を遂げたソウルの歩道管理システムは、歩きやすい都市ソウルを作る上で初めての作業になりそうです。

    次に、情報疎通の革新で開かれた市政を構築します。重点事業については、全ての過程の記録を白書の形でe-bookにまとめて「情報疎通広場」に公開します。公開された行政関連情報は、閉塞感が漂う韓国社会における真の成長エンジンとして位置づけられると思います。

    エネルギー分野における革新も引き続き行います。2013年には「原発一基削減運動」が本格的に進められると思います。総合的な対策を打ち出し、実質的な成果を上げるよう取り組みます。ソウルは省エネ都市を超えてエネルギー生産都市を目指しています。

    本当の意味での革新は、市民生活の現場で行われるものです。ソウルが皆で共有する都市として定着していくよう頑張ります。市民の皆様、我々は生活を共有しています。道路や交通から情報や知識に至るまで、共有すればするほど我々の暮らしは新しくかつ豊かなものになると思います。

    地域のコミュニティづくり事業も本格的に推進していきます。町のコミュニティは不動産政策ではありません。「遠くの親戚より近くの他人」といいますが、近くの他人、即ち、近所の人々との絆を取り戻す事業です。このように定着した地域コミュニティは、ソウルの福祉システムや経済システムが本来の機能を取り戻す上での礎になると思います。そうして我々はお互いに支えあえるソウル市になるよう取り組みます。

    2013年、ソウルの成長エンジンは進化します。

    尊敬するソウル市民の皆様、ソウル市が市民の生活に力になり、その力で共に革新を遂げていくためには、持続可能な成長が不可欠です。それは、ソウルの経済を発展させていく成長戦略、これこそが我々が諦められない理由です。それでは、どうすればより良いソウルの未来成長エンジンを作ることができるのでしょうか。この問いに対する答えもやはり、市民の皆様に教えていただきました。

    20年後のソウルの空間構造と長期発展の道筋を決める最も重要な青写真となる「2030ソウルプラン」が、今年上半期中に完成する予定です。同プランの策定には「ソウルプラン市民参加団」を通じて、多数の市民に直接参加していただきました。ソウルの未来を切り拓いていくプランの青写真に、市民の皆様の生活が反映されたわけです。ソウルはなんと千年を超える期間の間、古代王国・百済の首都であり、朝鮮の首都でした。世界中どの都市にも引けをとらない誇らしい歴史文化都市です。

    歴史文化都市ソウルは、魅力的な観光都市としての十分な価値を持っており、観光産業は代表的な21世紀型創造産業の一つです。そのために、600年の歴史を誇る漢陽都城の価値を取り戻し、市民に親しまれる都市になるよう取り組みます。また、我々は100年先にも我々の宝物になってくれるものを準備します。大切な近現代歴史文化的資産を未来への遺産として積極的に発掘、保存し、世界的な観光資源として発展させます。昨年の1年間だけで、韓国には1,000万人を越える観光客が訪れ、その中で90%以上がソウルを訪問しました。さらには「韓流」という韓国民族固有の文化が世界中に広がっています。

    今年ソウルでは地域別、観光類型別のマーケティング戦略を策定する予定です。市民の皆様に参加していただき「ストーリーテリング・チーム」を立ち上げ、埋もれた観光資源の掘り起こしに努めます。ソウルの至る所が観光名所になるでしょう。観光インフラの改善も共に行います。ソウルは世界に誇れる都市になると確信します。

    付加価値の高いMICE(Meetings, Incentives, Conventions and Exhibitions)産業の育成も欠かすことができません。最近、ソウルが国際ビジネスミーティング都市のランキングで1位に選ばれましたが、私はまだそれに満足していません。私の目標はより大きいのです。これからソウルはMICE産業において、他の追随を許さない、圧倒的な世界トップを目指します。全世界のMICE産業をとりまく環境は刻々と変わっています。ソウル市は国際会議の誘致に向けて積極的に取り組みます。官民協議体や国際ネットワークの活用などを通じて、共同誘致活動の積極的な展開はもちろんのこと、ますます広がりつつあるアジア圏域での企業会議市場の開拓にも尽力します。世界一のMICE産業団地づくりに向けたソウルの拠点地域を選定し、発表します。

    また、2013年にソウル市は技術革新型知識基盤産業の育成に拍車をかけてまいります。ソウル型R&D(研究開発)や大企業と中小企業、海外企業が連携して研究施設を集約することで相乗効果が期待される麻谷(マゴク)産業団地などが、ソウルの21世紀における成長エンジンになると確信します。それに加えて、SOC(社会的間接資本)分野への財源投資を行います。「世界的な都市、ソウル」の地位にふさわしい創造的かつ革新的な都市インフラを充実させます。2月に発表される「都市鉄道基本計画」に基づき、公共交通機関や歩行者を中心にソウルの交通インフラを画期的に改善するための総合的な推進プランを打ち出します。

    2013年、中央と地方はお互い助け合うべきです。

    親愛なるソウル市民の皆様、鳥は片方の羽だけでは飛べません。それと同じように、中央政府の協力なしでは地方政府の重要な政策推進も難しいです。地方政府の協力なしでは、中央政府の庶民生活向け対策は何の意味もありません。

    2013年は中央政府と地方政府が共生を図り、共に助け合える一年になるよう願っております。ソウル市は、新しくスタートする新政府が国政運営をうまく行うことができるよう、積極的に協力します。特に、大統領当選者が自らの公約をきちんと実践するためには何よりもソウル市の協調と協力が欠かせません。ソウル市は、多様な政策と事業を市民の生活が行われる実際の現場で実施してきた数多くの経験とノウハウを持っています。新しい政策を実行する上で、ソウル市の経験を生かせば地域と国が共に発展し、共に成長する良いモデルになるのではないかと思います。

    真の地方分権こそ、国の発展や競争力向上の礎になります。そのためには、地方自治体の自主財源の拡充ができていなければなりません。中央政府に集中している権限を地方へ移譲する上で欠かせない制度の改善も急務です。これは政府と地方の相互理解を高め、政策的な完成度を高める出発点になるでしょう。こうして中央と地方はお互い力になれると思います。

    2013年、我々の力はもっともっと大きくなります。

    尊敬するソウル市民の皆様、韓国の企業が持っている価値が他のライバル国家の企業価値に比べて低く評価されていることを「コリア・ディスカウント」といいます。その主な原因は北朝鮮との関係が悪化していることに起因します。「コリア・ディスカウント」は「ソウル・ディスカウント」にもつながります。ソウルが持つ代表性と地政学的な位置は、ギクシャクしている南北関係によって最も大きな損害を被りかねないからです。そこで、私は社会文化交流と北朝鮮への支援とを有機的に結合させ、南北交流協力事業を推進したいと思います。平和の実現に少しでも役に立てればと思います。ソウル市は「ソウル平壌サッカー大会」と「ソウル市立交響楽団の平壌公演」のような文化交流を通じて、韓国と北朝鮮間の関係改善へ向けて突破口を開くための努力を続けます。これら全てを新しくスタートする政府と共に実現させていきたいです。

    2013年、ソウル市は市民の生活に役立つよう頑張ります。

    親愛なるソウル市民の皆様、尊敬するソウル市の職員の皆様、昨年恩平(ウンピョン)ニュータウンの現場に市長室を移動していたことを覚えていらっしゃいますか。その9日間の記録は、我々が抱えていた幾多の問題に対する新たな解決方法を示してくれました。そして、私はそのような時間を通じて大きな教訓を得ました。我々が一心不乱に取り組めば、とてつもなく大きな力が湧いてくるいうことです。その力は変化と革新をもたらすソウル市の創造力であり、我々が一緒に作り上げたその力は市民の暮らしに役に立つということです。そのように我々が力をあわせれば不可能なことはないということを確信できるようになりました。

    今年も我々は依然として多くの課題を抱えたままスタートすることになりました。私は今年、様々な懸案を解決するため、ソウル市の集中力を生かし、現場に市長室を移す「移動市長室」を利用したいと思います。2014年3月に完成予定の東大門デザインプラザ(DDP)の新しい運営モデルを示し、その自立的な運営構造の確立を通じて、DDPが最も成功した事例として、ソウルの創造産業をけん引する世界的な拠点に位置づけられることを確信できたように、ガーデンファイブも活性化に必要な基盤を整えます。そのほか、地下鉄9号線や「セビットゥンドゥン島(Floating Island)」の活用においても我々の知恵を絞り、市民の利益を守る方法を見つけるよう取り組みます。

    親愛なるソウル市の職員の皆様、先日ソウル市では組織再編と人事異動がありました。より多くの方々を昇進させ、より良いポストに異動させてあげたかったのですが、全ての方々にそうすることができなくて非常に残念でした。しかし、どんな地位にいても我々は一つです。我々の身体の部位のなかで大切ではないものは一つもありません。それと同じく、市長から主務官に至るまで、皆大切な存在です。そして、何より我々は一つのチームです。人生の苦難や栄光、苦労と生きがいを共有します。私はこれまで素朴ながら頑張って実践してきた幾つかのことがあります。

    まず、結婚する全てのソウル市公務員の方に、私が自ら書いたお祝いのメッセージカードと一対の木製の雁を贈ることです。二つ目は、ソウル市の公務員が亡くなられた場合は、私が国内にいる限りは必ずお葬式に参列することです。三つ目は、いつも苦労なさっているソウル市の職員には、必ずそれに見合う補償をすることです。

    私は、たった一人のソウル市の職員もないがしろにすることはしません。少なくとも苦労が報われないことは決してないようにします。そして、皆様のご苦労が無駄になることがないようにします。ソウル市の職員が幸せになってこそ、ソウル市民を幸せにすることもできるということを私は信じています。たった一人のソウル市民もないがしろにはできないように、私はソウル市の職員の皆様一人もないがしろにすることはしません。そうして我々はお互いを支え合い、共に前進していきます。ですから、尊敬するソウル市民の皆様、いつも頑張っているソウル市の職員に勇気を与え、応援してください。

    親愛なるソウル市民の皆様、尊敬するソウル市の職員の皆様、改めて新年を迎え皆様のご多幸をお祈り申し上げます。最善を尽くします。ソウル市が必ず市民の皆様の生活に役立つよう頑張ります。ご清聴ありがとうございました。