ソウル市「ソウル市政4か年(2019年~2022年)計画」を発表

ソウル市は、「ソウル市政4か年(2019年~2022年)計画」を発表し、これまでの7年間に成し遂げた革新と変化を土台にして「市民の暮らしを変える、ソウルの10年革命」を完成させるためのマスタープランを策定した。

様々な専門家と公務員による議論と討議の末に完成した「ソウル市政4か年計画」のビジョンは、「市民の暮らしが幸福なソウル、市民が主人のソウル」である。そして市政の3大基調は▲現場、▲革新、▲衡平である。これまで民選6期の市政基調であった「革新、ガバナンス、コミュニケーション」の流れを受け継いで大胆な挑戦を続けることで、市民の暮らしにある問題を現場で解決し、また韓国社会にあるさまざまな格差を体感できるほどに解消するという計画だ。

特に、「2019年ソウル市長新年ごあいさつ」で表明した通り、「経済の活性化」を最優先基本課題とする。経済展望が厳しい中、革新創業や経済民主化などを活性化させることで、市民の生計の問題を解決し、未来の成長動力を創出することに重点をおく。

関連してソウル市は、市政運営4か年計画のビジョンを体系化するための5大目標と計176の課題を樹立し、その中でも最も力を尽くして推進する25の核心課題を発表した。

5大目標は①ともに成長する「未来ソウル」、②快適で便利な「安全ソウル」、③民生を担当する「福祉ソウル」、④均一に発展する「均衡ソウル」、⑤市民が主人となる「民主ソウル」である。

第1に、民生経済を活性化させて新しい成長動力を創出するため、多様な政策を推進する。6大「融合新産業拠点」を第4次産業革命の中心地として育成する事業が可視化できるほど本格的に稼働する。東南圏とマゴク(麻谷)に、2025年までに計28万㎡規模のグローバルMICEクラスターを構築する。

第2に、ソウル市は市民の暮らしの安全を綿密に守ることに継続して取り組んでいく。また、グリーン交通振興地域(16.7㎢)内に歩行特区の造成及び道路空間再編などを行うことで、歩行しやすい空間を拡大して歩きやすい都心環境を作る。

第3に、「ソウル社会サービス院」を発足させ、「ケアSOSセンター」を新設し、訪問する洞住民センターの機能を強化させることなどによりケア・教育など市民の日常における公共性を大幅に強化する。

住居に関しては革新的な公共住宅モデルを導入して都心内に住宅8万戸を追加で供給する。また、低層住宅地など20年以上経ち老朽化した住宅を改良する方法として、地域住民による「10分地域」の町再生事業を再び推進する。

一方、ますます困難を極めていく雇用状況の中で、雇用政策は ▲民間主導型(未来型スマート産業育成など)、▲公共主導型(ケア、社会福祉、社会サービス分野など公共サービスを拡充)、▲雇用弱者層の社会セーフティネット構築(生計支援雇用など)、▲地域特化型雇用(キャンパスタウン、地域共同体型事業など)、▲雇用の質改善(差別解消、労働市場の差別・不平等解消及び労働者の権利保護など)を5大戦略として定め、4年間で1年あたり平均41万個の雇用を提供・支援することが目標だ。