ソウル市「オンデマンド予算」、市民の暮らしを変える

<2013年オンデマンド予算事業125件中113件完了、9件は今年上半期中に完了>

ソウル市のオンデマンド予算制度が目に見える成果を上げている。2012年に初めて施行されたオンデマンド予算制度は、一般市民で構成されたオンデマンド予算委員会が、市民から自由に提案された事業を抽選を通じて決定する制度だ。

2013年のオンデマンド予算委員は250人で、市民が提案した事業を審議して500億ウォン規模のオンデマンド予算事業125事業を選定し、そのうち122事業はすでに完了、または2014年上半期中に完了する予定だ。

2013年のオンデマンド予算事業のうち、得票数1位(オンデマンド予算委員190票中108票)だった「チャンドン(倉洞)文化体育センター障害者便宜施設改善事業」は、9500万ウォンの事業費が投じられ、障害者用トイレや廊下へのハンドレール、障害者用昇降機、案内デスクの障害者窓口の設置などが2013年11月に完了した。

【2013年のオンデマンド予算事業のうち総会順位1~3位の事業】

順位

所管分科

事業名

場所

事業費

得票数

1

文化体育

チャンドン(倉洞)文化体育センター障害者便宜施設拡充

トボン

(道峰)区

95

108

2

女性保育

いじめ・校内暴力撲滅に向けた地域共同体事業提案

クムチョン(衿川)区

185

106

3

保健福祉

一人暮らしの低所得高齢者世帯へのガス安全遮断機設置

トンデムン(東大門)区

110

101

3

経済産業

敬老堂で生産したくねくねもやしを使った村共同体飲食店運営

ウンピョン(恩平)区

230

101

3

環境公園

プカンサン(北漢山)入口にトイレ設置

ソデムン

(西大門)区

300

101

 

▼ 2013年オンデマンド予算事業推進事例1_0421capital_news_participatory
チャンドン(倉洞)文化体育センターの障害者便宜施設の拡充及び改善

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プカンサン(北漢山)都市自然公園内のトイレ設置

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<写真説明>キロン小学校前の傾斜のある歩道を環境素材を使ったデッキ階段に整備(整備前・後)

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聖水洞のセムト村への運動器具と壁画の設置(整備前・後)

<143人の募集に1138人が応募、8倍の競争率>

2014年のオンデマンド予算委員は、前年に引き続き再任された委員57人と4月3日の公開抽選によって選出された143人だ。今回の募集には1138人が応募し、8倍の競争率を見せた。選出された市民の中で最高齢者は71歳の男性で、最年少は9歳の女の子(小学校3年生)だ。

また、2014年からは2500人の「オンデマンド団」が選任される。メンバーは、オンデマンド予
算委員らとともに2014年7月25~26日の予算事業決定総会に出席して投票権を行使する。

<2015年オンデマンド予算事業、5月9日まで受け付け>

ソウル市は、2015年のオンデマンド予算事業の公募を5月9日まで受け付けている。事業の種類と内容に制限はない。ただし、総事業費は10億ウォン未満が条件だ。詳細はソウル市のホームページ(yesan.seoul.go.kr)をご覧ください。