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交通ニュース

  • ソウル市、「生活の中の距離確保」への移行に伴う公共交通機関の利用方法を発表

  • ソウル市総合ニュース SMG 944

    ソウル市は日常生活の再開に伴い、公共交通機関の安全な利用のため、混雑度合を事前に予報して利用客を分散させる一方、感染予防のために必ずマスクを着用するよう推奨し、混雑緩和のための車両を追加投入するなど、公共交通機関の利用に関する「生活の中の距離確保」対策を準備した。

    新型コロナウイルス感染症が発生して以来急減した公共交通機関の利用客数は、3月から徐々に増加し始めた。これを受けてソウル市は、混雑度を分析・予測し、これをもとに各交通手段に応じた対策を準備して、登校開始後の混雑が予想される5月13日(水)から本格的に取り入れる予定だ。

    公共交通機関の混雑度を予測・分析…6月中には新型コロナウイルス感染症発生前のレベルまで回復の見込み3月1週目から緩やかな増加傾向、「生活の中の距離確保」への移行に備えて混雑状況の管理が必要
    1 公共交通機関の混雑度を予測・分析…6月中には新型コロナウイルス感染症発生前のレベルまで回復の見込み
    3月1週目から緩やかな増加傾向、「生活の中の距離確保」への移行に備えて混雑状況の管理が必要

    新型コロナウイルス感染症の発生前後の利用者数を分析した結果、感染症の拡大防止のため、ソウル市が初導入した「一時停止」キャンペーンを行った3月1週目の利用客数は、2020年1月の平均に比べて34.5%と著しい減少率を見せた。

    しかし、3月の1週目に最低値を記録した利用客数は、4月より徐々に増加し、これと同様に混雑度も徐々に高くなっている。

    さらに、交通カードのデータをもとに地下鉄と市内バスの混雑度を分析した結果、現在の混雑度は、新型コロナウイルス感染症が発生する前の約80~90%ほどと推定され、利用客数の増加に伴い混雑度も徐々に増加していることがわかった。このまま増加し続ける場合、地下鉄もバスも6月半ば頃には新型コロナウイルス感染症の発生前と同じレベルまで増加すると予測される。

    そこでソウル市は、混雑度の分析結果をもとに「生活の中の距離確保」に移行した後にも公共交通機関の安全な利用のための対策を準備し、登校開始等、政府の方針に歩調を合わせて先制的に対応できる体制を構築する計画である。

    地下鉄の混雑段階別特別対策を準備、マスク着用を強く推奨、 電車の追加投入及び混雑度の高い駅の特別管理、混雑予報制度による自主的な分散を誘導
    2 地下鉄の混雑段階別特別対策を準備、マスク着用を強く推奨、
    電車の追加投入及び混雑度の高い駅の特別管理、混雑予報制度による自主的な分散を誘導

    ソウル市と地下鉄運営機関は、地下鉄利用客の増加に伴い、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための『電車利用客混雑度管理基準』を定め、乗客間の物理的距離を確保できるように混雑状況を段階別に分けて特別対策を実施する。

    地下鉄混雑度別管理基準(案)

    地下鉄混雑度別管理基準(案)
    区分(混雑度) 市民体感 管里内容
    余裕(青)
    80%以下
    ほとんど席に座れる
    通路は余裕がある
    ・安全スタッフによるホーム内の秩序維持
    普通(緑)
    80~130%
    余裕を持って移動できる ・安全スタッフが乗客の分散を誘導
    注意(黄色)
    130%~150%
    移動時にぶつかる ・混雑情報を提供し、乗客の分散を誘導
    ・マスク着用を強く推奨
    混雑1(赤)
    150~170%
    列車内で
    移動できない
    ・注意レベルの措置
    ・マスク未着用者は乗車できない
    ・出退勤(RH)時に新造車(ATO)を集中投入、配車間隔を遵守
    ・非常待機列車を投入(13編成)し、混雑度を積極的に管理
    混雑2(赤)
    170%以上
    ・混雑1レベルの措置/マスク未着用者は乗車できない
    ・混雑度の高い駅に応援勤務、改札口前での案内及び統制を実施
    ・混雑度の高い区間は停車せずに通過(駅・管制・機関士の判断による)

    特に放送やSNSなどの各種メディア、地下鉄駅内及び電車内のアナウンス、電光掲示板などにより、時間帯別及び路線別の混雑情報を提供する「混雑度事前予報制」も実施し、公共交通機関を利用する市民が自主的に分散して利用できるよう誘導する計画である。
    ○ 週間単位の混雑度情報は、SNS(Facebook、Twitterを含む)、ポータルサイト、ソウル交通公社ホームページ(www.seoulmetro.co.kr)、アプリ(トタ地下鉄)などで提供し、日単位情報もテレビ・ラジオ、ポータルサイト、ソウル交通公社ホームページ、アプリ(トタ地下鉄)、各駅・電車内のアナウンスで提供する。

    バスBIT(バス情報案内端末機)にて混雑度情報を提供し、乗客の分散を誘導増便及び予備車両の投入など、混雑度緩和対策を準備…「非常時におけるマスク着用」で運送約款を改正
    3 バスBIT(バス情報案内端末機)にて混雑度情報を提供し、乗客の分散を誘導
    増便及び予備車両の投入など、混雑度緩和対策を準備…「非常時におけるマスク着用」で運送約款を改正

    バスでも、混雑度の高い路線の乗客数を持続的にモニタリングし、増便や予備車両の追加投入など状況に合わせた混雑度緩和対策を実施して、感染症の拡大を事前に防止する。

    また、バスの乗客がリアルタイムで車両の混雑度を確認できるよう、各種メディアを通じて情報を提供する。混雑度の高い路線への乗車を自粛するよう、BIT(バス情報案内端末機)に案内を表示するとともに、アプリ「Seoul TOPIS」やバス到着情報ホームページ(http://bus.go.kr)でも関連情報を提供する。

    さらに、非常時における感染症の拡大防止のため、事前に通知した後、乗客がマスクを着用するようバス運送約款を改正する。隣の席を空けておく、会話や通話を自粛する、高リスク対象者は出退勤時間帯の利用を自粛するなど、市民が感染症の拡大予防に自発的に参加できるよう誘導する。

    防疫レベルは「深刻段階」を維持…車両内や市民の利用施設などにおいて集中防疫を行う 「生活の中の距離確保・公共交通機関の利用における10の心得」を準備し、市民の積極的な参加を促す

    4 防疫レベルは「深刻段階」を維持…車両内や市民の利用施設などにおいて集中防疫を行う
    「生活の中の距離確保・公共交通機関の利用における10の心得」を準備し、市民の積極的な参加を促す

    ソウル市は「生活の中の距離確保」に移行した後も公共交通機関を安全に利用できるよう、警戒レベルは深刻段階を維持し、強力な防疫を持続的に行う。

    ただし、感染リスクを低減するためには、市民自らも事前に提供される混雑時間・混雑路線などの情報を常に確認し、混雑度の高い時間帯を避けたり、後続の車両に乗車するなどの努力を要する。また、基礎疾患などを持つ高リスク対象者は、混雑度の高い時間帯には公共交通機関の利用を自粛するなど、市民の積極的な参加が必要となる。

    ソウル市は、「生活の中の距離確保・公共交通機関の利用における10の心得」を策定し、公共交通機関を安全に利用できるよう、市民の自発的な参加を促す計画である。

    < 生活の中の距離確保・公共交通機関の利用における10の心得 >


    ① 公共交通機関を利用する際は、必ずマスクを着用する
    ② 公共交通機関を利用する際は、咳エチケットを守る
    ③ 手指消毒剤を使用する
    ④ 混雑度の高い時間帯を避けたり、後続の車両に乗車する
    ⑤ 隣の席を空けておく
    ⑥ 車両待機中にも乗客間の距離を確保する
    ⑦ 乗・降車時は距離を確保して移動する
    ⑧ 通話や会話をしない
    ⑨ こまめに換気する
    ⑩ 発熱・咳などの症状がある場合、公共交通機関を利用しない