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  • ソウル市、全国で初めて「認知症予備軍」への学習訪問を行う

    SMG 2254
  •     ソウル市は、認知症の予備軍に相当する人々を訪れ、認知症予防に努めるために「軽度認知障害者訪問学習派遣事業」を全国で初めて行うことになった。

        軽度認知障害とは、正常な老化と認知症の中間段階を指すことばである。認知機能の低下は著しいものの、社会生活や職業生活に特に問題がなく、身体的機能の低下の無い場合を指す。現在、ソウル市のお年寄りの4人のうち1人(27.8%)、すなわち、約110万人いるお年寄りのうちおよそ30万人がこの軽度認知障害の状態と考えられ、その数は急増している。

        「軽度認知障害者訪問学習派遣事業」は、認知症となる恐れのある軽度認知障害者を訪問し、訪問学習サービスを行うものである。学習道具などを用い、日常生活の訓練などを1対1で行うことにより、認知機能の低下速度を緩和させることが目的である。これにより、認知症の発症を遅らせることが期待できる。また、職員とお年寄りとの情緒的な交流により、精神の健康が保たれることも期待される。認知症や老人性認知症の発症を遅らせることによって、社会保障コストを節減する計画である。

        ソウル市は2015年3月まで、中区に在住するお年寄り600人を対象に第1段階のモデル事業を進め、今後の評価と検証を経て、ソウル市全域へと拡大する予定である。モデル事業の間は無料でサービスが利用できる。今後は軽度認知障害者の費用負担を軽減させるため、健康保険対象に含むための制度化を進める予定である。

        一方、訪問学習の派遣教師には、50~65歳の引退世代の労働力を活用することにより、雇用創出の効果も図る。シニアを中心とする民営でサービスを拡大・普及する計画である。現在、訪問学習のための教材を開発している。「ソウル人生二毛作支援センター」では、訪問学習派遣教師も募集している。再就職を希望する、関連分野での経験のある50歳以上のシニアで、社会貢献活動への意欲のある人の参加を受け付けている。

        当該事業は、ライナ生命シグナ社会貢献財団が事業費を全額後援することとなった。17日(木)ソウル市庁6階の市長執務室において、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と洪鳳星(ホン・ボンソン)ライナ生命シグナ社会貢献財団の理事長が協約式を行った。

        お問い合わせ:ソウル人生二毛作支援センター・雇用バンクチーム02-389-889 (http:// www.seoulsenior.or.kr)