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環境/エネルギーニュース

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  • ソウル市、「気候変動への対応」に向けて3千万本の植樹プロジェクトを発表

  • SMG 639

    ソウル市は「千の森、千の庭園プロジェクト」を繰り広げ、5年間(2014年~2018年)でソウル全域に合計2,203か所(森1,038か所、庭園1,165か所)の森と庭園を造成し、2022年まで3千万本の植樹という目標に向かって順調なスタートを切った。ソウル市は2019年、生活密着型「都市の森」を拡充するという目標で2022年までに合計3,000万本の木を植える「2022-3000、惜しみなく与える植樹プロジェクト」を発表した。

    特に2019年の場合、市内のあちこちにある基準面積未満の狭い土地や空き地に、一年間で827万本の木を植え、年間目標量である500万本の165%を達成して植樹の成功事例として確立し、市民・市民団体・民間企業・地方自治体から大きな注目を集めている。

    ソウル市では植樹の量的拡大パラダイムから抜け出し、大気汚染、猛暑、ヒートアイランド現象など気候変動に先制して対応するため、環境問題の解決策となるように「どのような木をどこに、どのように」植えるかに対する戦略的な植樹方策を導入する。

    さらに「ソウル技術研究院」でも、ソウルが直面している環境問題の解決に向けた大気汚染物質の遮断に効果的な植栽方法に関する研究が行われ、今後ソウル市の気候変動に対応するための植樹をより一層強化すると明らかにした。

    3千万本の植樹による生活密着型「都市の森」の形成は、6万4千台の老朽化したディーゼル車が一年間に排出する大気汚染を減らすことで、PM10は平均25.6%削減、PM2.5は平均40.9%削減に匹敵する効果が期待される。

    ソウル市は2020年の成果目標を、官民協力強化による3千万本の植樹目標の早期達成に定め、4大コア戦略を中心に推進する。4大コア戦略とは、①都市環境の改善に向けた効果的な植樹による戦略的対応の強化、②大規模な空間や生活圏・狭い遊休空間の活用など様々な緑地空間の拡大、③市民とともにする植樹など官民協力事業の大幅な拡大、④広報力の強化による植樹の日常化、「植樹社会」に向けた共通認識の形成だ。

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    移動する公園の事例 屋上緑化の事例 バス停留所の緑化(鳥瞰図)

    その一、都心・生活圏域に様々な緑化方法を導入し、都市環境の改善に向けて公園・広場・屋上・壁面や交通島などを積極的に活用する方策を導入するなど、地域別・場所別の特性を反映したオーダーメイド型緑化方法が推進される。

    その二、大規模な空き地及び遊休空間の活用など、様々な生活密着型「都市の森」造成・緑化のため、郊外周辺の山林で作られる冷たく新鮮な空気を都心に誘導・拡散させ、ハンガン(漢江)や主な河川の水辺環境に適している鬱蒼とした森を造成する。一方、 オリンピックデロ・公開空地などの遊休敷地には背の高い木・背の低い木・草花類を活用した複層林が造成される。

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    市民参加のカーボン・オフセットに向けた森づくり

    その三、市民とともにする植樹拡大に向けて、民間企業の社会貢献活動(CSR)の緑化事業と市民参加型の植樹を積極的に推進する。特に2013年から2019年まで164企業の自発的な参加による「カーボン・オフセットに向けた森」の造成は、ソウル市の代表的な官民協力の成功事例として評価され、その他の多彩な事業も持続的に推進される予定だ。

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    ソウル市庁「3千万本の植樹」電光掲示板

    その四、植樹の市民体感度の向上と植樹社会への共通認識形成に向けて、広報力を強化する予定だ。植樹文化を拡大させるため、多くの市民の自発的な参加とコミュニケーション拡大に向けてSNS・ブログ・YouTubeなどのオンラインチャネルを通じた植樹に関するカードニュース・Webtoon・動画などを制作・共有し、公園・地下鉄・バス・タルンイなどの公共施設で電光掲示板や照明など様々なメディアを活用した広報活動を積極的に行う予定だ。