中核政策ニュース

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  • ソウル図書館、市民とともに開館1周年

    SMG 2186

  •     10月26日(土)、「ソウル図書館」が開館1周年を迎えた。

        ソウル図書館は、「本を読むソウル:本を通じて市民の力を育てる」という理念のもと、ソウル市の読書文化政策を担当する中心図書館である。ソウルに関する知識・情報を収集・提供する専門図書館であると同時に、ソウル市民が自由に読書と文化が享受できる公共図書館でもある。ソウル市内の図書館の蔵書の拡大はもちろん、様々な読書・文化プログラムなどの支援を行っている。

        ソウル市の旧庁舎をリフォームした、地上4階・地下4階のソウル図書館には、計6室の資料室と地下保存書庫がある。2013年10月現在、一般図書24万冊、電子ブック8,200種、DVDなど非図書資料4,900種、国会図書館DBと国内有料学術DB5種を所蔵している。

        昨年10月の開館以来、延べ約220万人がソウル図書館を訪れており、会員登録者数は、計57,100人となっている(10月21日現在)。会員登録者数を年齢別で見ると30代が最も多く、次いで40代、20代、50代と続く。90歳以上の会員も8人登録されている。全体の55.7%が女性会員である。へチやソウリなど、ソウルを代表するキャラクターも特別会員として登録されている。会員の中には、京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)、釜山(プサン)、済州道(チェジュド)などに居住している人も含まれている。

        ソウル図書館は、必要な本や資料を購入して市民に貸し出すことを基本としている。しかし、購入が困難な特種な書籍や資料などは、市民個人や様々な団体から寄贈を受けている。これまで、個人による書籍の最多寄贈冊数は10,919冊である。3階のソウル資料室において「名士コレクション」として配架されている。韓国文学翻訳院や53ヶ国の大使館、文化院からも約5千冊の資料の寄贈を受けている。

        ソウル図書館では開館以来、書籍に関する様々な企画展示も行っている。6~7月の毎週土曜日、ソウル図書館の正門前において開かれた「一坪市民本市場」は、市民にたいへん好評であった。2014年は、1年を通してこの一坪市民本市場を行う計画である。


        ソウル図書館は、「ソウル市図書館ネットワーク」と連携することにより、ソウル市図書館政策協議体を強化している。これは、25の「自治区代表図書館ネットワーク」を構築するもので、2012年5月から運営されている。この他、読書文化の活性化のための政策にも取り組んでいる。例えば、徒歩10分圏内に一つの図書館を設置するための予算支援、司書のための専門教育の実施、図書館停留所や古本屋検索サービス、図書検索統合サービスの運営などであり、市民にとってより利便性が高く質の良い環境を提供している。

        市民が図書館を利用し、本と図書館について関心を持ち続けることができるよう、ソウルのブックフェスティバルなどの書籍関連の様々なイベントに市民が積極的に参加できるよう情報を発信し、読書文化を定着させていく予定である。