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  • 「3D屋内地図がこの手の中に」 モバイル屋内地図サービス開始

    SMG 1188
  • ソウル市は、市民の安全と利便性の向上に向け、3D屋内地図基盤のモバイルアプリ「ソウル市屋内地図サービス」を開始しました。ソウル市の3D屋内地図は、複雑な屋内空間の避難経路の案内を始め、公共の展示・公演情報の提供など、市民の安全と利便性を向上させるためのものです。サービス対象は、市民が利用できるソウル市新庁舎(地下1・2階市民聴、6階、8階)とソウル図書館(3階、5階)です。

    従来のQRコード基盤の屋内地図サービスアプリは、QRコード案内板のアプリを活用して読み取らなければならない不便さがありましたが、今回提供されるアプリはBLEビーコン技術の適用によりQRコードの短所を補完、建物内部でユーザーの位置をリアルタイムで自動的に認識し、目的地を選択すれば室内経路の案内を受けられるだけでなく、位置によって展示・公演・遊び情報の提供を受けられるサービスです。

    サービスは大きく分けて2種類で、ユーザー位置基盤のリアルタイム経路案内サービスと、近距離からユーザーの位置を把握してイベント情報案内や動画といったコンテンツ情報の提供を受けるサービスです。

    ソウル市新庁舎とソウル図書館では、近距離ユーザー位置サービスが提供され、市民と観光客はアプリを通じて新庁舎の見どころと経路に関する案内を受け、該当位置に到着したらその場所に関する動画コンテンツが自動的に再生されるソウル市新庁舎観覧のための「セルフツアー・サービス」が提供されます。また、「ソウル市市民聴」ではユーザー位置基盤のリアルタイム経路案内サービスと近距離サービスが同時に提供され、室内経路案内はもとより、展示・公演情報の提供を同時に受けることができます。こうした情報の他に、火災発生といった緊急事態発生時に避難できる避難経路の案内も提供され、効率的に活用できます。

    ソウル市は今回のサービスを手始めに、今後モバイルサービス対象を既に構築された公共庁舎や地下鉄駅舎、博物館、美術館など、213種類の様々な屋内地図に拡大していくとともに、IOS系列のスマートフォン向けのサービスの提供を準備中です。

    一方、ソウル市は今回のアプリ公開を手始めに、昨年と今年の2年間で構築が完了した計213カ所(▲地下鉄駅舎134カ所 ▲公共の建物75カ所 ▲地下商店街4カ所)の屋内地図のDBも、管理機関などとの協議を経て段階的に開放する計画です。

    1次として開放される「市民聴」の原始データは、誰でも活用できるよう「ソウル市ヨルリン・データ広場 (http://data.seoul.go.kr)を通じて12月中に無料で配信される予定です。

    ソウル市は、長期的な観点から、開放された3D屋内地図が屋内の位置測定やIT技術などと融合・複合されれば、多様かつ新しい産業の創出と市民の安全・福祉分野における活用度も大きく高まるものと期待しています。

    例えば、開放されたデータを活用すれば、市民自ら地図アプリやゲームといった新しいコンテンツを制作することができ、管理機関では消防施設などの施設の管理に活用することで市民の安全と利便性の確保はもとより、関連分野がともに成長できる重要な触媒剤の役割を果たすと期待されています。

    ※BLE(Bluetooth Low energy 4.0)ビーコン技術
    近距離の無線通信技術で、屋内環境でGPS信号が受信されず、複雑な空間で道に迷う不便さを解消し、モノのインターネットとして脚光を浴びている技術

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    < 屋内空間避難経路案内サービスの画面の例 >

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